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私が『君が望む永遠』なるアニメを見る事になったのは、近くに出来たレンタルビデオ屋で1週間50円で置いてあったからです。
アニメとははっきし言って無縁な私ですが、いくらか噂を耳にしていたので、「ものは試し』ということで手にとりました。 元はR18のPCゲームということでああいう類のシーンがなくはないですが、それが作品のイメージである「憎悪・裏切・絶望』へとつながるエピソードとして必然となっています。 原作ゲームによるところが大きいようですが、物語の要所要所でホント涙腺がヤバイです。 アニメにもこういうオソロシイものがあるんだなぁと感激しました。 もしも自分の親友の恋人が好きになってしまったら。 もしも自分の尊敬する先輩が人の男を寝取っていたら。 もしも自分の昨日までの恋人が自分の親友と付き合っていたら。 『君が望む永遠』はこういう泥沼の3角(ないしは4角)関係を描いた作品です。 主人公はその関係の中心にあって苦悶する事になります。 誰も傷つけたくない、でもそうしようとすればするほど他の誰かを傷つけてしまう。 羨望、悲哀、憎悪、嫉妬、裏切、激情、心痛、そういったすべての負の要素が全員に留まることを許さない。 こういった状況を経てのラストシーンは、決して安っぽくありません。 高いです。 高くつきます。 ホントに高くつきます。 それこそいとも簡単に2、3日鬱になれるぐらいに。 なので受験を控えている方とか、仕事に疲れてて今度の連休のんびり見ようとか、そういう方にはオススメしません。 アニメだからといってなめない方がいいです。 中学生だと内容が内容なだけに苦しいかもしれませんが、暇な高校生の方とかに是非とも勧めます。 あと上の書き方で誤解を招いているといけないので言っておきますと、感情移入できる、というか私がしたのはのは主人公ではなくヒロインなので、女性の方が見ても十分泣けると思います。 さらに、これを読んで見てみようと思った方は、DVD1巻の裏は騙されたと思って見ずに借りて下さいね。 で、やっとタイトルの解説となりますが、『Precious Memories』は栗林みな実さんが歌うこの『君が望む永遠』の主題歌で、2人のヒロインの心の内をそれぞれ1番と2番とで表現していると思われます。 何も知らずに聞くと雰囲気はかなり明るくて、普通の曲でしょう。 が、話を知った今聞くと非常に心に響くものがあります。 この歌をいつ、どこで、どんな気持ちで彼女たちが歌っているのか。 それを想像をしているうちにいつの間にか再生が終了してる、そんな感じです。 ってアニメの解説と歌の解説バランス悪すぎですね。 でも話を知らないと歌の方も大した感銘を受ける事が出来ないので、これぐらいしか書けません。 ネタバレするわけにはいきませんから。 結局のとこアニメ見ましょう!というわけです。 見終わったなら感想とかも送ってくれるとうれしいです。 ただくれぐれもおヒマな方に限ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/02/08 10:10:51 PM
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