TEMPORARY ILLUSION

危惧していた通り素振りが増えました。
１セットずつの本数は同じで５０なのですが、やることが倍になったので本数も倍です。
中でもやりにくいのが『踏み変え速素振り』。
竹刀を振りかぶる時に左足を前・右足を後ろにし、打つときに反対にするというもので、あとは普通の速素振りと同じです。
速素振りは腰の高さを変えないのが重要なのですが、踏み変え～～だとこれができずに体が上下して、竹刀を振りかぶりにくくなります。
それと加わったのが計２５０の片手素振り。
幸いにも鬼の目にも涙というやつでしょうか、高校生でも柄の真ん中を持ってＯＫとの７段師範の許可が下りましたので遠慮なくそうさせて頂きました。
それでも腕が上がらなくなるんですから、竹刀というのは本当に重いです。
ただ試合強い学校は、これの３倍ぐらいの重さのある木刀でやるらしいですが。
面をつけた後も、同級生ならともかく、向こうの学校の生徒が相手の時はどうしても見栄を張るので余計に疲れます。
体育館の端から端までの切り返しは、ぶつかるのを避けるのに交代でやるため休みは多いのですが、やってると足がもつれそうになります。



この合宿所では至る所に電灯用のセンサーが設置されていて、人が通ると電気がつくようになっています。
ただ問題なのはこれがトイレの中にも適応されている事です。
当然ながら一定時間が経過すると自動で電気は消えてしまいます。
昼間ならともかく、夜便所にいるとき消えちゃったりすると非常に困ります。
これではのんびりなんてしていられません。
宿泊者の心臓のためにも、トイレだけは手動のスイッチにしていおいて欲しいですね。