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TEMPORARY ILLUSION

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「言葉を育てる」(… New! 森の声さん

こーいっちの休憩所… こーいっちさん
2006/04/26
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カテゴリ:書籍

電撃文庫って聞くと、うちの学校の場合ヲタクたちが読んでいる小説というイメージが強いのですがみなさんどうでしょう?

実際かなりイタイやつもあるらしいですが、この人のは一般人(彼らは非ヲタクのことをこう呼ぶ)が読んでも問題ないとのことだったので、1年前ぐらいに『キノの旅』という同じ著者のを読んでみました。

人が内包している空しさといいますか、理論ではあっていても生理的に受け付けない事柄、そういったものが教訓っぽく暗示されていて中々面白かったですね。

彼らの勧めるもの全部に、一方的にヲタのレッテルを貼り付けるもんじゃないなぁと思いました。(まあ大概はイタイのですが)

んで今回読んだ『アリソン』は、『キノの旅』と同じくなぜか近くの市立図書館にあったのを借りてきました。

どこがおもしろかったか?と聞かれたら『漫才』答えます。

お転婆のアリソンと、彼女に付き合わされていつも損をするビルの掛相は、ストーリーに無理をかけず要所要所にあり、読んでいて『オイオイ』と思いながらも笑ってしまいます。

お手軽なライトノベルなので、暇なら読んでみては?

●あらずじ●
世界に1つだけある大陸を中央で分かつようにして、ロクシエとスー・ベー・イルは長年にわたって戦争を続けていた。
2国を分け隔てるのは一続きの山脈と大河。
現在は停戦中ながらも互いを憎む心は消え去ることなく、国境付近では緊張感が消え去ることはなかった。
その河の近くに位置するロクシエ内の1共和国に住むアリソンとビルは、町で変人と噂されている老人からその長きにわたる戦争を終わらせる事のできる宝の話を聞く。
勿論初めは信じていなかった2人であるが、その老人が役人を詐称する男に連れ去られたことから半信半疑ながらもその宝と老人を追う事になり・・・・・・・・・。






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Last updated  2006/04/26 05:38:54 PM
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