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●あらすじ●
アユタヤの日本人町なんてのは日本史の教科書の隅っこの方にわずかに載っているのを見ただけですが、はるか昔に海の彼方で行われていた権謀術数には目を見張ります。 山田長政は日本人町の繁栄を狙って、戦場であるにもかかわらず褒美として王に交易の要衝であるチャオプラヤー川の警備を申し出ます。 王は中国の皇帝のように絶対権力です、その意を逆なですることは即ち死を意味します。 当然この場面だけではありませんが、胆力、行動力、頭脳、どれの能力をとってみてもギラリと輝いています。 ですが単なる野心家というわけでもなく、戦国時代ののし上がっていった大名たちの強い意志と同じように、非常に魅力ある野心です。 戦場や宮廷でのやり取りは見ていると心が躍ります。 これ読んで自分も読んでみようかな~~~~と思った方は、インターネットで山田長政について調べたりせずに読んでみて下さい。 きっとその方が楽しめると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/06/18 11:14:09 AM
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