今日からトリノ!
昨日は予約していた整体に行って来ました。腰が少しましになったということで、首、背中、肩、腕、そして足首から先のほうなんかをほぐしてもらったんですが、いやぁ至福でした。何年も背中にちょっとした出っ張りを感じていて、それは実際には目でわかるほどのこぶではないんですが(っつうか、多分んなもんはないと思う)、フツウじゃないというのは痛みやら、雰囲気やらでずっと感じていたんですよ。それがねぇ~ひっこんだ♪「まだ一時的なものでしかないですから。姿勢を正していけばこの正常な状態に落ち着いてきますよ」といわれました。他の部位も「正常な場所」やら形なんかをおせーていただきました。もうすでに「異常」な場所にへんなくせがついて収まっているので、今の私にとっては「正常」な状態のほうが違和感がありますが、まず「本来の姿」をきちんと知ることが矯正の第一歩ですからね。整体のお兄さんは私より若いんですが、彼のセリフがとてもいい♪身体の不思議をよく知っていて、体の仕組みにある種畏敬の念を持っているような感じ。でもそれをふりかざして「こういうふうにしなきゃだめじゃないですか!」なんつぅことは言わないんです。「僕も勉強しはじめていろいろ知ったんです」というような謙虚さがまた爽やかでして。私が通っているショップは実はウインタースポーツ系アスリートの御用達らしく、今日から始まるトリノにも選手のサポートスタッフとして何人か同行されているそうです!オリンピック‥‥待ち焦がれた日が足元にやってきた‥‥選手のみなさんの緊張感と誇らしい気持ちを想像すると、それだけでこっちまでぴりっとした気持ちになります。実は‥‥数ヶ月前に受けた試験の合格通知がつい最近、手元に届きました。本当に嬉しかった。欲しくてしかたなかった合格。これでまた前に進めると思いました。でも、実際には嬉しかったのは2,3日で、そのあとは少し落ち込んでしまった。スタートラインには立っているのかもしれないけれど、どっちに向いて走っていいかわからないし、スタートを切るピストルの音はいつまでたっても鳴り響かない。なんにも変わってないじゃん‥‥ついそんなふうに考えて、ブルーになっちゃいました。でも‥‥歩くということはそういうことなのかもしれない。あそこの角まで‥‥と思いながら歩き、そこにたどり着いたときはとても嬉しいけれど、そこが本当のゴールでないことを改めて知ってしまうと、愕然としながらもまた次の目標を探してスタートを切るしかないんですよね。トリノもまた、アスリート達にとってはひとつの道しるべに過ぎないのかもしれない。けれど、そこに今立っていることこそがまず素晴らしいじゃあないか!!しばらくはあの真剣なまなざしにくぎつけになって、テレビつけっぱなしの生活になるんだろうなぁ‥‥(笑)楽しみです♪