今日の一句
柿くわばふるさとの庭昼下がり
ふるさとを離れて思い出すことは多々ある。今は、全ての野菜と果物を買って食べる。ふるさとにいる頃、それらを買うということは想いもつかないほど。それほど、広大ではなかたっが父の実家も母の実家(?)にも家屋敷の周りには春から秋の果物と年中y野菜は途切れることもなかった。秋ともなると3本の渋柿甘がきが良く実った。そろそろ、陽が早くなる季節にカラスが鳴いてどこへか去って行くが、それを合図のように柿をもいでは食ったものだ。手で少しこするだけ。洗ってなどそんな野暮な食い方など知らなかった。日本の経済が伸び盛り。人々は荒れて斜陽化が進む炭鉱町の中でも明日は信じていた。寅さんや喜びも悲しみも幾年月など映画からテレビドラマが主役になりつつあった。そして、そこには落とし穴があった。一億総白痴化へと・・・。今はどんなんだろうね。嗚呼、帰りなんふるさとのあの雰囲気。ああ、今もそう変っていないように想いたい。
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最終更新日
2012年10月21日 19時27分27秒
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