|
カテゴリ:漫画好きに捧げるアート案内
8日の日曜日に、職場のお友達と奈良へ行ってきました。京都、彦根に続く第3回、歴史探訪ツアーです。
鹿ですね~。何度見ても街中に大きな動物がいる光景って不思議です。
興福寺 今回の一番の旅の目的は興福寺の宝物殿の見学です。 この写真の右側は中金堂の復元再建中なのですが、平べったい石があるのがわかりますか?これが柱の礎石なんですね。すごい回廊が出来そうです。 さて、興福寺の宝物で一番有名なものといえば阿修羅像ですね。 この阿修羅、実は八部衆の一人で、他の7体もちゃんと見ることが出来るんですよ。 ※八部衆とは(字が難しいのでコピペできませんでした。orz)
八部衆の中でも、このサカラ像が私はとても気に入りました。巻きつけてるのは蛇なんですけどね。とてもあどけないふっくらほっぺ、小さなお手手、細い腰、こんなこと言ったら何ですが、可愛らしい~~。
そんな興福寺を後に、次は新薬師寺に向かったのですが。。。
本殿前まで来ちゃったので、とりあえず、参拝してきました。おみくじも引きました。末吉だったので、とりあえず良し。しかし、外人さんが多いです。
新薬師寺
ということで、やっと次の目的地、新薬師寺へ。薬師寺はすごくきらびやかですが、こちらは閑静な住宅街の中にひっそりとたたずむお寺です。しかし、正面がこれなんですが、正直、ちょっと殺風景ですね。でも両側の木立はほとんど萩なんです。秋はなかなか良いかもしれません。
さて、新薬師寺といえば、ご本尊の薬師如来像とその周りを守護する十二神将(日本最古だそうです)の像です。 十二神将とは 十二神将(じゅうにしんしょう)は大乗仏教の信仰・造像の対象である天部の一。十二夜叉大将(じゅうにやしゃたいしょう)ともいい、薬師如来および薬師経を信仰する者を守護するとされる12の武神である。各神将がそれぞれ7千、総計8万4千の眷属夜叉を率いるという。頭上には各十二支の動物を形どった標識を置くことが多い。日本では奈良・新薬師寺の等身大の十二神将像が、最古の作であるとともに造形的にも優れてたものとして名高い。(wikiより引用) は~、カッコよかったです~。十二人の神将だけでもすごいのに、各神将に七千もの眷属を連れてるんですよ。そりゃ無敵だわ。 ところでこの十二神将は干支の動物を連れてはいません。十二支になぞらえられたのは後世のことなのかもしれませんね。でも干支にちなむことで、何となく自分の守り神のような気がして親しみが湧くのは確かです。信仰を得るには上手いやり方ですよね。 とりあえず私も午年のインダラ大将のところに絵馬を奉納してきました。
ところで、新薬師寺、ところどころへんな物が置いてあります。この蛙もそう。何故か(国宝の!!)本堂の奥の扉を外してステンドグラスが嵌っていたり、また何故か庭園の門のあたりにアールヌーボー調のブロンズ像が置いてあったり。。。この寺では一体何が起こっているのか。(;^_^A ちょっと怖いものがあります。 ■奈良を歩く(2)へ続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[漫画好きに捧げるアート案内] カテゴリの最新記事
|