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カテゴリ:漫画好きに捧げるアート案内
宇宙兄弟 小山 宙哉 著 ぶっちゃけて言うと、この漫画は、主にあの裸の宇宙小僧にむけてピンポイントのご紹介といっても過言ではありません。実はまだ単行本にはなっていないのだけど、3月21日に1巻が発売されるらしいです。 1993年ドーハの悲劇に日本中がタメイキをついていた瞬間に生まれた僕ムッタ。 やがて二人は大人になり、ヒビトはとんとん拍子に宇宙飛行士になっていた。しかし、兄ムッタはその頃勤めていた自動車会社を首になり、再就職先を探していたのだった。しかし、それも上手くいかずとりあえずアルバイトの日々を過ごしていた。 1996年って、日々人君うちのチコ姉と同い年だわ。。。ということで、ちょっとだけ未来のお話ということになります。ちなみに六太の生まれた年に私は結婚してますな。(どうでもいいですね。) この兄の六太という人物は、「兄と言うものは常に弟に一歩先んじていなければならない」という信念というか、固定観念を持った人で、故に何につけても弟の方が優れているというコンプレックスを抱いているのですね。でも、コンプレックスが強い割には弟を妬んだりという話にならないのが、この作品のいいところです。弟に先んじられない自分をふがいなく思うけれど、弟のことを誇りに思い、大事に思っている素敵なお兄ちゃんなのですよ。ホントは。 とにかく弟が出来すぎなので、六太はコンプレックスやら固定観念のために自分の能力を見誤っているところがあるような気がします。でも、弟の日々人の方が兄の能力を冷静に見定めていて、ちゃんと宇宙飛行士になるだろうと信じているみたい。その弟の兄への信頼というのも見ていて清清しいのです。 今のところ、非常にしょぼくてアホっぽい六太ですが、次第に隠された能力を発揮していくのでしょうか。二つのスピカとはまた趣の違う宇宙への憧れを描いた作品です。六太には艱難辛苦の道のりをボケまくりながら這い上がっていただきたいものです。
作者の小山宙哉という人は、モーニングの第14回MANGA OPENに持ち込んだ作品がわたせせいぞう賞をとり、その翌年は大賞をとるという鳴り物入りでデビューした人らしいです。 興味のある方はこちらから作品の連載第1回が読めますのでどうぞ。
しかし、ご新規さんを増やさないという新年当初の目標はどうなったんだ、私。。。
※雪のためか、先ほどから停電が何度も起こりますので、全然推敲してないんですがアップしてしまいます。文章が読みにくいかもしれませんが、お許しください。
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