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どんどん行きます。
イメージが結ぶ100の言葉と100の本【漫画編】その5
041 「森」からイメージする本は? 作品全体から、山や森の濃厚な空気が漂ってきます。土の匂い、水の感触、木々の葉擦れ、草々の芽吹き。そんな五感に訴えるような自然描写と不思議な蟲たちの生命感に満ちた作品。
042 「さくら」からイメージする本は? 女子高、桜華学園では毎年創立記念日にチェーホフの『桜の園』を演じることが伝統になっている。その芝居と学校生活の中で、悩んだり、淡い恋心を抱いたりという、女子高生たちの思いを描いた瑞々しい作品。
043 「猫」からイメージする本は? 猫絵描きの十兵衛と相棒のニタさんが出会う猫にまつわる人情話。
044 「命」からイメージする本は? 火の鳥 手塚治虫 人の命だけでなく、生きとし生けるすべてのもの、そして、もっとグローバルな視点から見た、一つの生命体としての地球。手塚治虫はそういうミクロからマクロなあらゆる視点で命を語ることの出来た稀有な作家であり、火の鳥はその集大成であったといえるでしょう。特に未来編かな。肉体の生を終えてからも精神体としていき続け歴史を見守るというストーリーには、恋愛だの仕事だの人生の悩みなんて本当にちっぽけなものに思えて、驚いてしまったことを思い出します。
045 「時間」からイメージする本は? タイムトラベル物です。新しい作品なんですが、何となく懐かしい香りもします。タイムトラベルと青春って何でこんなにマッチするんでしょうね。ちょっと時をかける少女(それもアニメ版)を髣髴とさせる第1巻でした。この先どうなるのか気になりますね。
046 「色」からイメージする本は? うごかし屋という名前の引越し屋さんのお話。うごかし屋というのは荷物だけでなく人の心も動かしてしまうような人情味溢れるストーリーです。主人公の鉄は読書家で、彼の読んでいる本がストーリーに絡んできて、ちょっとした読書案内にもなっています。 さて、色とのかかわりは、彼らが「うごかし」をする際、荷物を入れる箱を色別にしているのです。それが何故か日本の伝統色なんですね~。モノクロなのが残念です。
047 「名探偵」からイメージする本は? ナナオの症候群(名探偵テームズ) 速星七生 流石にリンクすら無いな。(笑)何せ、80年代に3冊だけ単行本出して漫画稼業から足を洗った人だからね~。でも、只者じゃないんだこれが!ギャグマンガなんですが、結構ちゃんとしたミステリになってたり(ご本人が英国ミステリ大好きみたい)、とにかく英国テイストに満ち溢れてるんです。英国好きの方は是非読んでいただきたい漫画なんですけどねえ。手に入りにくそう~。
048 「連続殺人」からイメージする本は? ミステリをほとんど読まないので借りているものから。
049 「館」からイメージする本は? おんぼろアパート一刻館の住人と、うら若き未亡人の管理人さんが織り成す悲喜こもごも。恋愛漫画の金字塔といっても過言ではありません。もどかしいといったら、ほんとはハチクロでさえ足元にも及ばないほど。最後は本当に良かったなあ、五代君。
050 「密室」からイメージする本は? これも少し困ったんですが、手持ちので明らかに密室が出てくるのってこの作品くらい(爆)なのが情けない。唯一のイケメンが~~~~!!!!ってなりました。(笑)あとはうざいテツばっかり。。。面白いけどね。
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