三味線を習っている長男くんですが、今度町のステージで演奏することになりました。
義母が三味線の先生で、というと、長男くんから見るとおばあちゃんが先生ということで、小さい時から三味線を弾かされて?います。
先日、リハーサルがあったので連れて行きました。
本番が行われる町のホールへ行くと、義母が出演者の人たちに指導をしていました。
そんな時の義母はとても近づきがたいものがあります。
ぴりぴりしていて、子供が騒ごうものなら「あっち行ってなさい!」と容赦なく叱責されます。
それがわかっているので、3歳の次男を連れている私は早くホールから抜け出したかったのですが、いつ長男くんを迎えに来たらよいのか、それがわからないので、とりあえずステージを見ていました。
タイトルの神サマとは・・・
義母は三味線のこととなると、神がかったような雰囲気になります。
ステージの本番当日などは、目も合わせにくいほど。
“下々の者どもと話してる暇はない”
そんなふうなオーラが出ていて、正に「触らぬ神に祟りなし」状態。
そのリハーサルでも「いつ終わるんだろう??」
と義母に聞きたかったのですが、総合プロデューサーバリで仁王立ちしている義母に話しかける勇気はなく・・・
そこへ助け船。
夫から携帯電話がかかってきて、このホールへ寄ってもらうことに。
ほどなく夫がやってきて、ズカズカと義母のそばへ行き、何か話しています。
さすが、息子だなぁ。
このときばかりは夫が頼り。
夫が頼もしいと思える一番の瞬間かもしれません(笑)。
ステージでの長男くんはとてもがんばっていました。
難しい曲は弾けないので簡単な曲だけ弾くのですが、それでも心配していたよりはずいぶんと上達しています。
今までデキの悪い長男のことを気にしたり、落ち込んだりすることが多かったのですが、障害のことがわかってから、少しずつ気持ちが変わってきました。良い方向へ、です。
「障害があってモノ覚えも悪いのに、だけどこんなにがんばってる! すごい!」
周りの子たちはどんどん上達していくから複雑な気持ちになったりはするけれど、健常の子と比べてもしょうがないから・・・
だから長男くんだけを見ることにするのです。
長い目で見ると確実に弾けるようになっています。成長は確実に上向き!
本番、がんばってね!!