先ほど気がついたことがありました。
今日はとてもとてもイライラしていました。
次から次へとやってくる試練に、今日も耐えていました。
「歯を食いしばる」という意味を身をもって知った気がしました。
涙を我慢しようとした時、奥歯に力が入ったことに気がついたから。
“歯をくいしばる って状況、こういう時のこと…??”
ついに私に変なスイッチが入りました。
ガミガミばりばりと子供に大声で怒鳴りました。
イケナイとわかっていながらも、一度スイッチが入ると自分でもコントロールが難しいのです。
大人しくなった次男くんを見ると、少し目に涙が溜まっていました。
私に激しく怒られて悲しかったのでしょう。
それでも私と目が合うと、小さいながらに作り笑いをしていました。
たちまちスイッチは消えました…
先日、夫とケンカをして怒鳴られ、納得のいかない気持ちでいっぱいになっていました。
“私はこんなに苦しい思いをしているのに、わかってくれないどころか、どうして怒鳴るの?”
次男くんを見ていたら、あの悔しかったときの気持ちが甦ってきて自分の姿とダブり、心にずしりと何かが落ちてきました。
私に怒られている子供たちは、あの時の私と同じような気持ちで傷ついているかもしれない…
子供から見たら、私の怒り方は理不尽かもしれない。
力ずくで怒りきってしまう、相手に自分の怒りを受け止めさせてしまう…
ケンカのときの夫と一緒じゃん…
“夫のケンカは戦いと同じ。強い人が勝つ、そしてその強い人の意見が我が家での正しい考え方になっていく。そんなのおかしい…”
ずっとそんなふうに悔しかったのだけど、それは他人事ではなかったのですね。
子供は言葉を知らないから言わないだけで、私のことをそんなふうに感じているかもしれません。
人生を学んでいくこと、って何だか大袈裟な言葉だけど、
親として成長していくこと、人間として成長していくこと、日々の中にそのヒントは隠されているものだなぁ って、そんなふうに思います。
あのケンカは私にとって無駄ではありませんでした。
悔しくて苦しくてたくさん泣いたけど。
やっぱり涙の分だけは、何か成長できるのですね。
誰かにこの気持ちを伝えたかったので…