◎正解◎
長男の授業参観がありました。科目が「国語」だったので、特別支援クラスの方へ見に行きました。授業は音読でした。日ごろから練習していたので、とても上手に読めていました。1年ほど前の授業参観では・・・まだみんなと同じクラスで勉強していたとき、同じように音読の発表がありました。大きな声でスラスラと上手に音読する子たちの中で、長男の読み方はたどたどしくて、見ている私はドキドキしていました。先生が授業参観を意識して考慮してくださったのか、長男が読むところはほんの少しです。その考慮が有り難いのですが、やっぱり寂しい思いもしました・・・今年の長男の音読は、彼の成長を感じるものがありました。あんなに読みにくそうだったのに、スラスラと感情を込めて読めていました。みんなと同じクラスにいたころは、彼は苦手意識ばかりを味わっていたと思います。だけどクラスが変わって、彼なりに「できる」思いを味わっているのだと思います。それがとてもよく感じられて、本当によかったと思いました。授業参観のあと、今まで出ることができなかった懇談会に出ることができました。特別支援クラスのママ友さんが「新しい年になったから、同じ学年の親さんたちに息子のことを説明したい」 と言っていたことに勇気をもらいました。最初は「強いなぁ」なんて他人事みたいに感心してたのですが、自分も今一歩強くなろう、と気持ちが変わりました。新年度ということで自己紹介があり、なんとか自分の言葉で長男の説明ができました。自分の「怖い気持ち」に勝てた気がして、ちょっと気持ちが晴れました。いろんな人に支えられて、応援されて、そのおかげでずいぶん私は強いママになっていける気がします。長男のおかげで私は変わっていけるのです。本当なら本来の自分を変えることなど難しいと思います。いっぺんには変われないけど、でも変える努力ができる、変えようと思う勇気が持てる、それはやっぱり長男のおかげなのだろうと思います。それはとても有り難いことなのだと思います。