ヨンジュン様大好き！

　NHK-BS2の「初恋」第１２話。オリジナルの第２０話と第２１話の短縮版です。

　今週の大きな出来事は、アボジの屋台が襲撃されたことと、ヒョギョンがソン家まで訪ねてきたことでしょうか。今週は、カットシーンにかなり惜しい場面がたくさんあったので、そんなシーンを中心にご紹介します。


正義のチャヌ
　アボジの屋台が、チンピラにめちゃめちゃにされ、アボジも怪我をしてしまいました。翌日、チャヌの働きで無事そのチンピラたちは逮捕されました。このへん、ずいぶんあっさり捕まえられたように見えましたが、この間チャヌはかなり努力をしていたのです。

　警察に被害届を出しにいって（あんなにやられたのに、被害額という金額にされちゃうと本当にわずかな額で、腹が立ってきます。総額８０万ウォンって、８万円ぐらいっていうことですよね。慰謝料よこせ！！）テソン組の仕業らしいという情報を得ることが出来ました。
　その足で、チャヌはゲーセンに行って、受付のおじさんに「テソン組をご存知ですか？友達がいるので連絡したいのです。」と訊いてみました。おじさんは最初は「知らないね」なんて言っていたのですが、ちょっと思い直して「表の靴磨きの子に訊いてみな」と教えてくれます。ここのゲーセンでも、ゲーム機を壊されたり、売り上げを巻き上げられたり、困っていたのでした。
　｢靴磨き」の店に行ってみましたが、夜遅いので閉まっている、仕方なくチャヌは家に帰ります。

　家に帰って、その話をチャニョクにし、明日「靴磨き」の所へ行くことを話したチャヌ。居所を突き止めて捕まえる、というチャヌを、仕返しを恐れるチャニョクは止めようとします。けれどもチャヌは、なんとしてもやつらを刑務所に入れてやる、たとえすぐに出所してきて何かしても、また捕まえる。被害者は絶対に泣き寝入りするべきじゃない！とにかく、俺に任せてくれ。そうチャニョクに言うのでした。

　そして翌朝、靴磨きの少年のところに行ったチャヌ。たぶんそこでビリヤード場のことを教えてもらったのでしょう。ドンパルに加勢を頼み、無事悪党を警察に引き渡すことが出来たというわけです。
（オリジナル第20話のサブタイトル「正義を胸にふり返れ」でした）

チャノクのコーヒー
　ヒョギョンが、親にうそをついて、ソン家までやってきました。（工場に行ったけどチャニョクは帰ったと言われて、家を教えてもらってやってきたのです。）
　屋根裏部屋でチャニョクと話をしている時、二人の前にカップが置いてありますが、これはチャノクがヒョギョンのためにコーヒーを淹れて持ってきたのです。その時に、（チャノクが戻った後）チャニョクが言います。
「うちではコーヒーは特別な飲み物なんだ。～チャヌしか飲めない。
　チャヌ以外で飲めるのは、相当のＶＩＰだ。」
「私もＶＩＰ？」
「ああ、姉さんはお前が好きだからな。」
～～その後二人の話は続きます。
（抱き合う二人を見てしまったヌナ、あわてて頭ぶつけちゃって、かわいかったです。）

　ところで、チャノクのコーヒーはもう一箇所出てきたのですが、これは丸ごとカットでした。
　話は少し戻って・・おとなりのギター弾きの先生ジョンナムさん、やくざにめちゃくちゃにされた屋台を目にして、驚いて家にやってきました。そして怪我をしたアボジのために、慰問公演をしてくれるのです。（例のおっかさんの歌です。）その時、チャノクはアボジに言われて先生にコーヒーを用意するのですが、歌っている途中でまた腰が痛くなったアボジの様子にあせってしまい、せっかくのコーヒーをジョンナムさんのひざにこぼしてしまいました。～間は悪かったけど、アボジやチャノクにとって、ジョンナムさんもＶＩＰだってことです。

アボジのああ勘違い
　ヒョギョンが家まで訪ねてきたことを知ったアボジ。（オリジナルでは、ヒョギョンは来た時にちゃんとアボジに挨拶しています。）
　てっきりヒョギョンはチャヌに会いに来たと思い込んだアボジは、帰ってきたチャヌにお説教をします。
　小学校のころは仲良かっただろうが、今は二人ともりっぱな大人だ。身の程を知って高望みをするな。それに、あそこの家族はヤクザな連中の集まりだ。検事や判事になってつりあうようになったとしても、好き好んでそんな家の娘と結婚することはない。そもそも、チャニョクはあの家のせいで人生を棒にふったのだから。お前がそのことを忘れてあの子と付き合うのは、兄さんに対しても裏切りだ。
　チャヌは、言い訳もしないで、おとなしくアボジの言うことをきいているんです。（さすが儒教の国、親に対する礼儀はさすがです。）

　ヒョギョンを送って戻ってきたチャニョクに、チャヌはアボジに言われたことを話します。
「～だけど、兄さんを思ってのことだから、気にするな。兄さんが苦労しているのはヒョギョンの家のせいだから、俺と付き合うのは反対だと言われた。だけど、相手が兄さんなら話は別だ。～～中略～～当分の間、アボジにばれないようにしろよ」
どこまでも、兄さんとヒョギョンを応援していこうと思っているチャヌです。


　しかし、ヒョギョンから突然にチャニョクへのキス♪びっくりするんだけど、その後スキップしてかえるチャニョクは、かわいかったです。
　↑の話をチャヌとした時も、屋根裏に上がっていった時にチャヌに言われました。
「顔がニヤついてる。何があった？」
適当にごまかしていましたけど・・・。
　夜に部屋で勉強している時にも、ボーっとして、さっきのキスのことを思い出しているチャニョクでした。
　オリジナル第21話のサブタイトルはズバリ「ファースト・キス」！こんなの、ネタバレになってしまうからさすがに書けませんでした。

　こちらのページで、BS版とオリジナル版のサブタイトル（及び話数）の対比表をつくってあります。放送が終わって次回の予告が出たらなるべく早く次の回の分をUPしていますが、オリジナルの（日本でつけた）サブタイトルも、ネタバレになるものがかなりあります。そういうのは、放送後に書くようにします。どうかこれもご参考に！


　そういえば、ＮＨＫの初恋ＨＰに、ドンパル役のペ･ドファンさんの来日レポートがＵＰされていました。（夏菜さんの日記で知りました。ありがとう！）
　９年もたっているのに、あまり雰囲気もかわっていないようです。ヨンドラマでは、「愛の挨拶」と「若者のひなた」でチョイ役で出ているのは見ましたが、その他大きな役では見たことがありません。「14年間で200本以上のテレビドラマに出演し、バイプレーヤーとして欠かせない存在となっている。」とのことですが、どんなのに出ているのかな？ちょっと見てみたい気もします。

＊＊＊＊＊　ここから追記　＊＊＊＊＊

ペ･ドファンさんについてもうひとつ。
「ステラ」のＨＰによると、6月29日(水)発売のステラ7月8日号に、ペ･ドファンさんの独占インタビューが載るそうです。（表紙は朝ドラ「ファイト」の緒方直人のようです。）