カテゴリ:美術館・博物館の話
東博の法然と親鸞展、終了日(4日)前日に行ってきました。
終了1日前の休日なのに、入場待ちの列がありません。中は混んでいるもののすんなり入れました。 そして相変わらず、来館者の年齢層がお高めです。平均70歳ってとこでしょうか。 念仏で誰でも往生・・・。ひっ迫した事情でもあるのかしら?(コラ) 後期の展示にも行ったのは、前期にはなかった「山越阿弥陀図」(禅林寺蔵)を拝見したかったから。 (画像はこちら) 山の向こうに阿弥陀さまがにょきっと現れてて、山の手前は雲に乗った観音・勢至ペアが駆け寄ってくるところの絵。 金戒光明寺の山越阿弥陀と違った良さがありました。控えめというか、派手じゃないけど気品あふれる感じです。 絵の中に、縦に三分割するような筋が入っていましたが、元は三曲の屏風だったのですかねぇ。臨終を迎える人の枕元に立てて置いたような・・・。 よく見ると、阿弥陀様の背後は遠くまで海になっています。 初めて気づきました。 阿弥陀様は、山だけでなく海も越えて来てくださったのでしょうか。 入館したときはざんざん降りだったのに、出るときには雨がやみ、青空が見えていました。 いつの間に!? 上野の黄葉も見頃でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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