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カテゴリ:千葉の風景
北日本は紅葉真っ盛りですが、千葉県はまだまだ。 房州には波を彫らせたら右に並ぶ者はいないといわれる「波の伊八」の名作が数多く残っています。 その伊八が彫った欄間がある飯縄寺(いづなでら)へ行ってみました。いすみ市旧岬町、太東埼灯台への道の手前にあります。
本堂の中に波の伊八作の結界欄間がありますが、写真撮影禁止です。 どんなものかを感じていただくためにパンフレットをコピーしました。 この欄間は牛若丸が天狗に教えを請う場面です。想像するよりずっと大きく、厚みがあります。厚みがあるので見る方向によって表情が変わります。 この両側に「波と飛龍」の欄間があります。実際に行って見ることをお勧めします。 この寺は1200年ほど前に建立されましたが、18世紀末に本堂が再建された際、伊八が10年ほど滞在し、のみを振るったそうです。 名工を10年もの間、止めておくことが出来るということは、当時は栄華を極めたのでしょう。
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Last updated
2009.10.19 09:25:21
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