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カテゴリ:八鶴湖大学
徳川家康が東金に鷹狩りに来るときに一月でつくらせたという御成街道。 船橋市から東金市まで37kmの道のりですが、提灯をいくつも点けて、まっすぐに作らせたのが千葉市から八街市の付近。東金市に入ると、どこを通ったのか解明されていないところがあるそうです。 現在の国道126号付近をとおり八鶴湖へ向かうのが表道。日吉台の方から入るのが裏道といわれています。 表道で台地の上から低地に降りるところにあったといわれる「おあし坂」は長らく荒れ果てておりましたが、東金商工会議所建設部会の皆様が大木や竹を切り開いて整備していただいたと聞いて行ってみました。 旧蚕糸試験場跡から数百メートル入ると、小さな看板があり、笹藪を切り開いた道があります。もちろん未舗装です。 最初は両側が切り通しの道。 後半は竹林のなか。タケノコは・・・ありませんでした。
最後のところは、まだ切り倒した大木がごろごろしています。
振り返ると、この山を下ってきたのがわかります。 将軍様は、駕篭で下ったのでしょうか、それとも、馬? 近所に住んでいるという女性が「この道ができてバス停までの時間が半分になった。」と言って行きました。 日常的に使われれば踏み跡がしっかりして道らしくなっていくのでしょう。 なお、この整備活動をきっかけに御成街道保存会が発足したそうです。
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Last updated
2010.04.11 20:26:34
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