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カテゴリ:千葉の風景
殺虫剤がなかった頃、「飛んで火に入る夏の虫」のとおり、夜、たいまつを燃やして虫をおびき寄せて焼き殺し、田んぼの害虫を駆除し、豊作を祈るのが虫送り祭りだそうです。 道の手前にあるのは竹のなかにろうそくを仕込んだキャンドル。道の向こうにある変な構造物は何でしょう?田舎のスカイツリー? 近くで見ると、竹で骨組みを作り、中に麦わらを敷き詰めたタワー。10m以上はあります。 暗くなってから、子供たちが火のついたたいまつを持って農道をパレード。虫たちを集めてくるのでしょうか。 その後、小さいほうのタワーに点火。これでもかなりの迫力。煙と火の粉が飛んできて人間燻製状態。 どっと倒れるように燃え落ちると、いよいよ大きなタワーに火が入ります。 今年は、出来が良いとのことで崩れることなく上から燃え続け、しかし、自身の火の粉で下の方にも延焼し、やがて、全体が炎につつまれます。 40分あまりの華麗なショー。あっという間でした。オール電化生活の都会の子供たちに見せたら、火の熱さに驚き、火の美しさに魅せられることでしょう。 ただ、耳のそばで太鼓を打ち鳴らすのはやめて欲しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.02 12:50:38
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