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カテゴリ:千葉の風景
昔50年ぐらい前にフラフープという遊びが一世を風靡しました。 プラスチックの輪を腰の周りでまわす遊びで、フラダンスのように腰を振るからフラフープ。 最初は輸入品で、当時としては高級な素材であった硬質ポリエチレン、ハイゼックスであったと理科系少年は記憶しています。その後、塩化ビニール管で作られた「偽物」が安く出回り、全国でブームになりました。 ところが、内臓に悪影響があるという理由で学校から禁止令が出てブームは急速に冷えていったのです。 この理由は根も葉もないものであったことが判明しますが後の祭り。 同じ様な現象はその前後に流行したホッピングにもありました。自転車の空気入れの下にバネが付いていて、空気入れ部分に両手両足をのせてピョンピョン跳ぶ遊具ですが、これも胃下垂になるということで禁止になりました。 最初のフラフープの禁止令が出たのは東金市であったとは知りませんでした。 以下、東金市のホームページからの引用です。 現在では、エクササイズやダンスに幅広い年代に愛用されているフープ。遡ることおよそ50年前に東金小学校が全国に先駆けてフラフープでの遊びを禁止したことがありました。過去の反省を込め、中央公園にフープ塚を建立し、東金市からあらためてフープを盛り上げていきます。(引用終わり)
ということで11月23日にフープ塚の除幕式が東金駅近くの中央公園でありました。
右側の石碑は、今は無き東金小学校跡を示すもので、フラフープが仇討ちをしたようにも見えるし、仲直りをしたようにも見えます。まぁ仲直り説に1票。
で、どうやってフラフープを盛り上げていくかというと、第1回EGフープバトル選手権というものを開催しました。 本来個人で遊ぶフラフープを格闘技にしてしまうというもので、要は相手のフープより長く回し続ければ勝ち。制限時間があるので、積極的に相手のフープにぶつけていかねば勝てないところが格闘技たるゆえん。 第1回目は、1セット1分の3セットマッチ。制限時間に勝負が付かなければ引き分けで3セットでも引き分けのときはジャンケン。(ガクッ。) 小学生の部。フラフープ初体験でも、なかなかの好取組が続きます。左のピンクは審判さん。右の音声さんはテレビの取材です。 こちらは18歳以上の部。コスチュームも凝っています。でも全体に回すテクニックは小学生のほうがうまい。 観戦しているだけでも思わず熱が入ります。次回のアジア大会での新種目の有力候補が東金市から誕生です。 11月24日には将門サミットが開催されます。その趣旨は、 今の東金市には、全国相手に町おこしで挑戦状を叩きつけたよう気迫を感じるではあ~りませんか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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