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カテゴリ:千葉の風景
山武市(旧松尾町)で開かれた産業まつりに行きました。 そこで、おもしろい看板が。 山武石油発動機保存会? 昔作られたエンジンを再生して、ただ回してみているだけのこと。 そう言ってしまえばお仕舞いですが、これがおもしろいんですね。 おじいさんにだっこされた小さな男の子が踏切のそばで電車をいつまでも見ているのと同じだと思います。 それぞれ年代や製造者はちがいますが、大半が水平1気筒。シングルでも1000ccぐらいありそう。 いっせいに動き出しました。模型のエンジンのように甲高い音はしませんが、そばにいるとひどく疲れる音です。低周波かも。
このエンジンの銘板をみると回転数1分間650~750回転、馬力3~3.5とあります。乗用車が2000回転50馬力ぐらいはあるので、それに比べると低回転、低馬力です。 説明板ではいずれも昭和初期か大正時代に製造。もうすぐ100年にもなろうかというものばかり。 山武市という人口数万人のところでこれだけ集まるのは、昔の農家ではこのタイプのエンジンが今の耕運機ぐらい普及していたのでしょうか。 こんなもの買い込んできたら怒られるだろうな。でも1台欲しいなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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