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カテゴリ:千葉の風景
立春も過ぎ、今日は暖かい日になりました。 千葉県内でも古いよさが残る街、佐倉に行ってみました。 最初は順天堂記念館。 順天堂は江戸末期につくられた大学病院のような施設。 官軍に従軍した順天堂出身の軍医の旗。 治療代の料金表。刀傷1寸につき金100疋などと細かく決められています。 次は旧堀田邸。佐倉藩最後の藩主、堀田正倫(まさとも)の邸宅。全国で3か所しか残されていない旧大名家の邸宅だそうです。 和風洋式で、芝を張った庭園など京都の寺社とは違った趣きがあります。 それから、佐倉藩の武家屋敷。 当時は身分によって建物の様式が定められていたそうです。 現代の家に比べれば質素だし、冬は寒かろうと思いますが、機能一辺倒ではなく風情があります。 佐倉藩は、当時攘夷一辺倒の長州に対し、開国に備えて蘭学を奨励していましたが、最後は幕府側付かざるを得なかったため明治政府には冷遇され、そのことが人々を教育や芸術の分野に向かわせることになり、青学や津田塾を開いた津田家、浅井忠など多くの人物を輩出することになったのだろうとのこと。 佐倉はこれらの人々の怨念がこもったパワースポットかもしれません。
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Last updated
2011.02.06 21:44:01
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