カテゴリ:食べ物ネタ
前の職場でのこと。 社員食堂で職場の後輩S君と食事中。献立は人気メニューのチャンポン麺。 S君はワタクシの向かいの席で、食べ始めると同時に箸に麺を挟み、冷まし始めました。 フーフー、フーフー、フーフー、フーフー… ワタクシは心の中で呟きました。 「どんだけ猫舌やねん。普通吹いても2回ぐらいやで。それを4回も。しかも1回のフーが長いっちゅーねん。もう何回か吹いたら冷麺になるんちゃう?君が冷麺を食べようが自由やけど、そのフーフーで俺のチャンポンが冷めそうや。献立がチャンポンの日は金輪際S君の前には座らないぞ。」 決して声に出せないけど、おおよそは本心。ていうか、これだけ熱いものが苦手だったら少し気の毒。 ま、本人にとってはそれで美味しいわけで、余計なお世話ということなのだろうが。 猫舌の反対は何て言うんだろうか?子供の頃「犬舌」などと教えてもらったことがあったけど、あれは冗談だったんだろうね。「いぬじた」なんて漢字変換されないし、犬も熱いものは苦手そうだし。 ワタクシは猫舌の反対で、熱いものが大好きというか料理によってはぬるいものがダメ。 たとえばカップ麺ね、ポットの90度ぐらいの湯で作る人がいるけど、ワタクシはヤカンで100度にしたい派。 あとラーメンを食べる時、箸で麺を一旦高い位置まで引っ張りあげたりするでしょ。あれは圧力で下の方の麺が啜りにくくならないよう予め引っ張り出してるのだけど、あれをやると麺が冷めるような気がするので、持ち上げた後もういっぺんスープに浸けて口に運ぶのですよ、熱々にして。 だから味噌ラーメンさつきのように、火傷しそうなほど熱いラーメンは大歓迎だったりするのです。 ワタクシが熱々好きになったのはいつ頃からだったんだろうか。 記憶があるのは、小学校低学年の頃、祖母が七輪で焼いてくれていたいかなご。 網の上で脂がジュルジュル吹いて美味しそうに焼き上がったヤツを、祖母が皿の上に乗せて醤油を掛けてくれるのだけど、自分の皿に乗るのはかなり冷めてから。 焼き上がった熱々を食べたらどんなに美味しいだろうと幼な心に思ったですよ。 湯豆腐なんかも3~4片を一度に器に乗せられるので、最後の1片を食べる頃にはぬるくて興味が無くなっていたっけ。 ま、湯豆腐については温かいご飯より冷やご飯の方が合うなと思っていたけど、日本酒の冷やの方がもっと合うと思っていたですよ、小さい頃から。飲んだことなかったけど。(笑) あと、お好み焼きね。あれも鉄板から小手でダイレクトに食べたかったですよ。 皿に乗せられる小手を渡されるのだけど、皿が平らじゃないものだから、スパッと綺麗に切れなかったり、すぐ冷めてしまったり。 早く大人になってお好み焼きを鉄板の上でスパッと切って、熱々のヤツをほふほふ口に運んで、ビールをグビーッと飲みたいと思っていたですよ。ビールは当時飲んだことあったけど。(笑) 本当は体のためにはあまり熱いものを食べない方がいいらしいね。熱いものを食べると食道がんになりやすいと聞いたことがあるけど。 ま、肺がんの恐れがあるのにタバコを吸っている男の台詞じゃないよな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.20 22:13:00
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