野生ウサギの本を購入
Amazonマーケットプレイスでウサギの本を買いました。二冊とも図書館から借りて読んで,気に入ったので買うことにしました。どちらも野生のウサギについて書かれた本です。これは先月のブログで紹介した本です。 ウサギがはねてきた道 著者:川道武男 出版社:紀伊国屋書店 サイズ:全集・双書 ページ数:270p 発行年月:1994年02月 本体価格:1,942円 (税込 2,039 円)Amazonマーケットプレイス(古書)価格は 377円+340円(配送料・手数料)でした。現在の価格は私が購入したときより安くなっています。たった12円ですが。(^^;この本は野生のノウサギ,アナウサギ,ナキウサギについて書かれている本で,日本の野生ウサギのことも書かれていますが,著者は動物学者なので,比較研究のためか世界中の野生ウサギについて書かれており,日本の野生ウサギのことに重点を置いて書かれてはいません。著者の専門はナキウサギのようで,ナキウサギの記述が意外と多いです。ナキウサギはちっちゃいので(ゴールデンハムスターと同じくらいの大きさ),人工繁殖ができればペットにもなりそうな気がしますが,どうなんでしょう。ただ,鳴き声はちっちゃな身体の割には大きいみたいです。小型インコと同じくらいなのかな。この本は日本のノウサギの本です。積雪地にいるノウサギを対象としているので,トウホクノウサギだと思います。 ノウサギの生態 著者:高橋喜平 出版社:朝日新聞出版 サイズ:単行本 ページ数:117p 発行年月:1982年03月 本体価格:1,200円 Amazonマーケットプレイス(古書)価格は 1,500円+340円(配送料・手数料)でした。現在の価格は 2,000円+340円(配送料・手数料)です。著者はノウサギを飼っていたことがあります。でも,逃げられてしまったそうです。きっと柵を飛び越えちゃったんでしょうね。ネザーランドドワーフのような小型ペットウサギでさえ70cmの高さを飛び越える個体がいるそうですから。著者は1910年生まれですが,ノウサギの写真を初めて撮ったのは1937年だそうです。今から70年前ですから,カメラを入手することは大変だったと思います。それとも職場のカメラを使ったのかな。著者の本職は国立林業試験場で雪崩の研究をすることでした。ノウサギの研究は趣味みたいです。この本の初版は1958年です。今から半世紀も前ですが,前出の『ウサギがはねてきた道』(p.250)によると,日本語で読めるウサギの本は実に少ないそうです。この本はそのうちの一冊ですが,先月のブログで紹介した『アナウサギの生活』(1973年 1,200円)もそうです。現在,Amazonマーケットプレイス(古書)価格で5,550円+340円(配送料・手数料)もします!(*o*)ペットウサギの書籍・雑誌はたくさん出版されていますが,野生のウサギの本は本当に数が少ないようです。動物学者からみて,研究対象としての魅力がないのかな。