和歌山電鐡貴志川線貴志駅のたま駅長
先日,図書館で『猫のたま駅長 -ローカル線を救った町の物語-』を借りてきて読みました。三毛猫のたまは和歌山電鐡貴志川線貴志駅のスーパー駅長です。仕事は客招きで,年俸はキャットフードです。貴志川線は以前は南海電鉄が経営していたのですが,赤字が解消されないため,岡山の路面電車などを経営する両備グループが経営を引き継ぎ,10年間は自治体から赤字補填されることになっています。たまが駅長になって,猫雑誌やテレビなどが貴志駅を取材するようになったので,たまに会いに来る観光客が増えたそうです。たまグッズなども売っているそうです。それと,地元の人も自家用車を利用する回数を減らして貴志川線に乗るようになったので,貴志川線の乗客数が増えたそうで。よく忙しいときに「猫の手も借りたい」と言いますが,乗客が減って忙しくなくなった貴志川線が猫の手を借りたら忙しくなりました。(^^)猫のたま駅長 ローカル線を救った町の物語著者:西松宏出版社:ハート出版サイズ:単行本ページ数:141p発行年月:2009年04月ISBN:9784892956386本体価格:1,200円 (税込 1,260 円) 送料無料 ポチッとね♪