ちびくろ・さんぼ復刊へ 東京の出版社が4月に
黒人差別を助長するとの抗議を受け、1988年に絶版となった岩波書店発行のロングセラー絵本「ちびくろ・さんぼ」(フランク・ドビアス絵、光吉夏弥訳)が別の出版社から4月上旬に復刊されることが3日、分かった。新しい版元となる「瑞雲舎」(東京都港区、井上富雄社長)には書店からの注文が相次いでいるという。 「ちびくろ・さんぼ」は、英国人女性ヘレン・バンナーマンさんがインド滞在中に執筆し、19世紀末に英国で出版。黒人の子どもが散歩中にトラに遭遇し、衣服を奪われるが、機転を利かせて取り戻す話。岩波版は53年初版、100万部以上売れた。ほかにも20社以上の版元から翻訳本が出版されていた。 しかし「米国では『さんぼ』は黒人への蔑称(べっしょう)」などと市民団体などからの指摘を受け、岩波書店は同書を絶版に。90年代にかけ、同書を出版していた日本のすべての出版社も絶版にした。ちびくろ・さんぼが復刊されるそうで メデタイことです。差別問題ですが、あまりにもメディアが過激に反応した為関係ないものまで封印される始末。ジャングル黒べいまで封印されてしまった。←この作品もぜひ封印をといてもらいたいです。アニメは物凄く面白いのですから。