カテゴリ:カテゴリ未分類
社内のCatch Up MTGでこの映像を流してメンバーの皆さんにみてもらいました。 ここから伝えたいことは2つ。 1つは400メートルリレーは企業の取り組みと一緒だということ。 例えば、 代表(1走)が記者会見し、戦略をメディアに共有。 次にブランディングチーム(2走)が、その戦略に沿った戦術を練っていきます。 3走めの営業チームは、練られた戦術を顧客に対して提案、提供していきます。 それが順繰りと周り、結果を出し、 最後のアンカーである、経営層(CFO)が資金調達のため、投資家に戦略に沿って練られた戦術が市場に行き渡ったことで目標達成したことを共有し、投資家が投資をしてくださる。 まさに企業活動は400メートルリレーのように、各走者が各自の役割を順番に果たしていくようになっています。この活動が自分の活動している時にイメージできているのか。アンカーの役割の顔やその走り(仕事っぷり)をイメージできているか、をメンバーに伝えていくことは非常に重要です 2つ目は、日本の個々の走力を補うためのバトンパスは企業にとってどんな機能を持つものなのか。 それはそれぞれのチームが情報を「共有する場(MTG)」です。 これを仕組み化し、何回も何回も同じことを繰り返し行なえている、つまりバトパスの練習を数多くできている企業は強い、ということです。 9秒台がゴロゴロいるアメリカチームがこれまで勝ててこなかったのは、個々の能力が優れていながらも、バトンパスのミスで、減速、もしくは失格してきたため世界王座をジャマイカに奪われる事態になっていました。 企業も同じ様にどれだけ優秀な人材が多く集まっても、共有の仕組みや機会(バトンパスの練習)がないことで、組織全体のバランスが取れずに最大限の力が発揮できない状態になっていることが多く見受けられます。 また、リレーは気持ちを乗っけて次の走者にバトンを渡すのが大切ですが、それだけでは勝てません。実際のバトンが繋がらないとゴールできません。 つまり、次の走者に「いけー!」と夢や気持ちを渡すと同時にバトン(資料)も渡さなくてはいけません。しかも次の走者が受け取りやすい様に渡さなくてはならないのです。 これがバトンパス(共有MTG)です。 これまで私は不要なMTGを1/4程度削減して来ましたが、大切なMTGはしっかりと残し情報共有の場があるのか、そしてその内容がきちんと次の走者に伝えられる仕組み化されているのか、をもう一度確かめたいものです。 400メートルリレーから組織マネジメントの考察でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/09/06 12:00:10 AM
|
|