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私は自分が常々経営者になる、と思って仕事をしていて、これはビジネススクールに通っていた時の思いと変わりはありません。
今のチームを担当する時にも、次の3つのキーワードを社内に伝え、今でも大切にしています。 1. 覚悟 覚悟を持ってこのチームを変革させる 2. 真摯 一つ一つの課題を真摯に受け止め解決する 3. 勇気 勇気を持って意思決定をする。メンバーに勇気を持ってもらえるように意識改革を行う 就任した当時はよく周りから「よく火中の栗を拾いましたね。」「これから大変ですね」「なぜ引き受けたんですか」と言われましたものでした。そう周囲が思うほどの大仕事だったので、内心は結構ビビっておりましたが、必ず成功すると信じていましたし、何より私自身がこのチームを変革できると言う自信がありました 結果としてこの1年でチームをコストセンターから流通を追うことができるプロフィットセンターにターンアラウンドさせる事ができたのは、何より同じ想いを持ったメンバーがたくさんいたからだとも思っています。 また、自分自身がこれまでこの組織の中で培ってきた一つ一つの体験を通じて全ての業務を理解していたからに他ならない、とも考えてもいます。 そして熱量。誰よりも熱く、誰よりも情熱的に変革を促したと思っています。 この様な変革は、例えアカデミックな知識があったとしても、仕事全体の理解が出来ていなければ起こり得ないと考えていて、現場の仕事を自分の手を動かして理解することから始まると思っています。まさに知行合一の考えがここにあります。 この愚直に何度も何度も繰り返される経験こそが、このビジネスの本質を見極め、この力が意思決定の精度を増す物だと思います。 【中古】経営者になる経営者を育てる / 菅野寛 自分の中である程度この様なことを感じてはいたものの、この著書には経営者として重要な要素を下記のようにまとめています。 ①強烈な意志 ※源泉は「高志」「責任感」 ②勇気 ※どちらかを捨てる勇気、不完全な状況下でも決断する勇気、止める、変える勇気 ③インサイト ※事象を論理的に個別要素に分解する力、分解した個別要素間の関係を理解する力、事象を定量的に理解する力、個別要素を積み上げて統率する力 ④しつこさ ※「考えるしつこさ」:インサイトの源泉、「実行するしつこさ」 ⑤ソフトな統率力 ※社員の自発的行動を促し、企業として結果を出す 読み進めていくうちに要素が束ねられていき、自分の中で確信に変わっていく感覚を覚えました 【中古】経営者になる経営者を育てる / 菅野寛 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/09/10 11:29:32 AM
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