|
テーマ:てんかんについて(183)
カテゴリ:仕事・病気
てんかんの学習会を行いました 学習の中で てんかん(脳波の異常あり)の有病率13歳未満の小児はおよそ1000人に6人。 熱性痙攣(脳波の異常はない)は小児8%、欧米2~5%で日本は欧米に比べ多いことを私は始めて知った。 小児期のてんかんは良性が多く50%は容易にコントロールされ2~30%が難治てんかんとなり、外科治療を早期に考慮する その実際の発作時のDVDを見せていたただく。 患者の子のまぶたが確かにかすかにぴくついてる、顔全体がぴくついてる別な子、全身を突っ張らせてる子、どれも1回の発作は数秒 見てる周囲の大人は良く観察しないとわからない。 そんな時はビデオに撮り医者に見せることで脳のどこに原因がありどう広がったか診断にとても重要な情報になるので あわてず対処してほしいと。
モデルはお医者さまが迫真の演技で、手足左右対称ではない子の痙攣の真似ですが、この発作も見てる方は長く感じるが実際は1分ないのが多い そっと患者を痙攣中横にし、吐いてるもので詰まらせることが無い様横にする。この時、周囲に集まった人(学校の場合子ども)が大騒ぎしないよう患者から離し、大丈夫であることを周囲に伝える。そして患者が失禁等があるかもしれない場合は腰にバスタオル等を掛け、周囲の目から守る。
けして口にタオルや箸、指などをいれてはいけない。水も飲ませてはいけない。患者の意識が戻って本人が自分の意志で飲むにはかまわないが、周囲が無理にあわてて薬や水を飲ませることは危険である
次に自動症の発作。患者がボーっとした感じで無意味に歩き回ったり、意味無いしぐさをする発作の介助 患者は一見意識があるように見えるが、実は意識が雲っているか、または意識が無い。 この場合は無理に押さえつけたりせずそっと危険な方に近づかないよう介助する 同じような発作を繰り返したり、別な発作に移行して行き重積発作となった場合や、10分以上続く場合(時間の見解は統一されてないが)救急車を呼ぶ
発作の前に何か感じていたか(発作の様子での脳の場所より、発作前に感じていたことが脳の震源地をあらわしてる) 以上患者役お医者さんで介助は学校の先生
この後患者の話として私が話しました(PCの調子が悪いので次回に続き) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[仕事・病気] カテゴリの最新記事
|