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テーマ:イタリアワイン大好き!(738)
カテゴリ:カラーブリア
カラーブリアのDOC、生産者はリブランディ。
春に、2000を飲んでます。印象はその時と変わりませんね。エティケッタからは想像できない、エレガントな造りです。香りは、酸味を残したジャムの様にフワリと円やか、アタックはチャーミングな森の果物、酸味と甘味と渋み頃合いよく調和しています。2000との違いは、この後。わずかながら、やや南イタリア的な「もっさり」とした煮豆っぽい要素を感じること。まだ「こなれていない」だけかもしれませんが、嫌いな人には気になる「コク」というか「甘味」です。 トスカーナでは、近年、サンジョヴェーゼにメルローをブレンドする事が多いですが、暑かった年のこの「メルロー」が同じ様な野暮ったさを発揮します。「コク」というか「甘味」です。 トスカーナの「野暮ったさ」は、かなり気になる、というか嫌になるんですが、カラーブリアだと大事なワインの構成要素という気がして、きになりません。トータルでバランスが取れているので「余計なもの」という感じがしないんでしょうね。 美味しいと思えるワインの場合、おそらく、この「コクというか甘味」は、歳月とともにアルコールに溶け込み、ひじょうに優雅な骨格を奏でる構成要素となるのでしょう...。 これは、もう1本、買って置こうかな。2年後ぐらいに、楽しめるかもしれません。 Ciro Rosso Riserva Duca Sanfelice 2001 / Librandi お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.10 01:17:53
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