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テーマ:イタリアワイン大好き!(738)
カテゴリ:ピエモンテ
ピエモンテのDOC、生産者はペリッセロ。トレイゾでバルバレスコを造ってます。バリックと大樽の併用。かなりモダンな印象を持っていたのですが、最近、飲んでみると、意外になめらか、古風でエレガント...。
暮れに、同じ2003ヴィンテージのバルベーラ「ピアーニ」を飲んで、予想外に旨かったので、期待して抜栓。やはり、いいですね。ピアーニ同様、柔らかで、上品な樽使い、酸を意識したクリアーな造り。濃さや、強さでは無くしなやかさです。 ある意味、ミーハーな生産者とも言えるかもしれません。時代はエレガンスですから。もちろん、大歓迎です。 先日、知人のブログ上で、いち早く、流行の「しなやかさ」を取り込んだ生産者が多いトスカーナに比べて、ピエモンテは「強い・重い」ブームを引きずっている生産者が多いのでは? という話をしました。同感です。 そして、ペリッセロに関しては、いち早く「しなやかさ」を取り戻したような気がします。 だって、もともと、ネッビオーロやバルベーラは、あまりいじくりまわさず、葡萄の可能性を信じて造った「らしさ」を持ったワインのほうが「愛おしい」と思いませんか? 美味しいとか美味しくないの前に「愛おしい」ワインであってほしいです。 でも、片思いだったりして(笑)。 今年も、偏愛的イタリアワインブログを、よろしくお願いします! Langh Nebbiolo 2003 / Pelissero お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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