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カテゴリ:映画&小説&音楽

狂気という隣人

久しぶりに、読んだ本の感想。今回はノンフィクションです。ニュースに疎いので、話題の本の文庫化なのかどうか不明ですが、近所の書店の平積みで手にとって買いました。平成16年8月、新潮社より刊行の単行本の文庫版。松沢病院で長く診療にあたっていた精神科医の著者の、まさに、現場報告です。
マイノリティに対する、政府の対応がいつも「臭い物に蓋」的に行われる事が、縮図的に理解できる、精神障害者医療の現場を、受け皿のない「触法精神障害者」の現実、受け入れざるを得ない精神医療関係者の「すり切れるごとき」疲弊、増大する自殺者に対する政府の無知と無視、そしてイギリスをモデルケースに今後どうあるべきか(単行本刊行から文庫化までに施行された「心神喪失者等医療観察法」なども明らかにアリバイ作り的にして非現実的と切り捨てています)等、当事者の視点で、しかも、かなり辛辣に書き綴っています。
白状すれば、非現実の世界をのぞき見する好奇心で手に取った本であるにもかかわらず、上記のように「お上」に対しては、厳しく、攻撃的でありながら、傷害や殺人にまで及んだ患者を書き込む時の著者の愛情溢れる表現に、自分の認識の誤りや、著者が足を踏み入れてしまった「精神医療」という世界の奥深さに、途方に暮れる思いがしてなりません。
ところで、タイトルの「狂気という隣人」とは、まさに「つきあって行かねばならぬ」隣人なのでしょう。今の日本、無視して暮らして行くことが出来ない隣人が「狂気」意外にも沢山います。個人的には「少子」が最大の問題だと思います。自然界でここまで繁殖能力が落ち込んだら大きな問題だと思います。政府は認識が甘すぎます。そして、地球規模では温暖化。けっして「イスラムの驚異」ではありません。映画じゃないですが、この2点は、付き合い方を間違えたら「絶滅」の危機を孕んだ恐ろしい「隣人」である事だけは、間違いありません。





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Last updated  2007.02.27 04:12:02
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