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テーマ:イタリアワイン大好き!(738)
カテゴリ:トスカーナ
トスカーナのDOCG、生産者はコルツァーノ・エ・パテルノ。11290715さんが「今まで、イマイチだと思っていたけど、2004年は、旨い」というような趣旨の事をブログで書いていた(と思う)キァンティ。僕も、同様に「イマイチだと思っている」ので飲んでみました。
あ、ほんとだ、美味しくなってる。 コルツァーノ・エ・パテルノがあるサン・カシャーノ・ヴァル・ディ・ペーザと言えば、ポッジョピアーノ、ポッジョ・アル・ソーレ、そして安旨キァンティの代名詞、レ・コルティ。イメージは高い凝縮感、良質な酸、低価格で高品質、夏の暑さに強い...とかかな。 ポッジョピアーノの2004は、僕の、同ヴィンテージのベスト・キァンティ(今のところ)なので、なんとなく、納得。でも、タイプは違いますね。もっと、柔らかで、エレガント。ポストモダン系です。 フィレンツェの南、ヴァル・ディ・ペーザよりもう少し、キァンティ・クラッシコ地区の核心部分へ足を踏み入れたあたりがグレーヴェ・イン・キァンティ。フォントディ、ランポッラ、クエルチャベッラ、ポッジョ・スカレッティ(イル・カルボナイオーネ)、そして、このノッツォレがあります。 同時期に飲んだキァンティでは、こっちの方が良かったです。しかも1680円と、かなり安く買えました。スロベニアン・オークの大樽熟成。うちの近所のワインショップのオーナー(もちろんフレンチ系)が、このキァンティが好きなので、毎ヴィンテージ飲んでますが、2004は秀逸です。グレーヴェのイメージは、酸はやや低調、強い土のニュアンス、甘い香り、インクっぽさなど、モンタルチーノとの類似点が多い気がします。 酸を強く意識させられる、レンテンナノ系が好みの人には、物足りないかもしれませんが、フォントディの2004の日記でも書いた通り、2004のグレーヴェは、とてもジューシーな酸を持っている気がします。加えて、上に書いたように、ミネラリーで、とても密な凝縮感。美味しいです。フォントディよりも、2004に関しては、上かもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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