「きものdeパリ」紀行☆その10 パサージュ・デ・プランス
先日、ボンドを買いに行っている途中に、パサージュの入り口を見つけました。初めての場所では無くて、08年に友達とパサージュ巡りをした時に立ち寄ったところです。其処はパサージュ全体が、おもちゃ屋さんという一風変わっていますが、鉄骨やガラス屋根、ガス燈はそのまんま。 以前は、ともすればパサージュらしくない明るさに、あまり良い印象を持てなかったんですが、偶然再会した喜びと、今回その明るさに惹かれ着物で此処を楽しみたいと思い、RさんとMさんにお願いして、観光後に一緒に行って来ました。おふたりも何か目的があるようで、良かったです。 パサージュ・デ・プランスは、1860年9月にオープンしました。時代は、第二帝政バブルの絶好期で、新しいパサージュにはバラ色の未来が、用意されていたはずが、銀行が倒産。閑古鳥が鳴く始末に。それでも1990年に全面的に取り壊しされるまで、生き延びていたみたいです。 1995年、リニューアル・オープン。内部は元のイメージにかなり近いかたちで復元されているそうです。確かに、あちこちの雰囲気は素敵。ただ復元されても人気は戻って来なかったそうです。それで今では、大型の玩具店が全フロアを借り切って営業中。全体的に明るくてイイ感じ。 ベビー用品から、大人でも楽しめるようなものまで、何でもありました。とても楽しい空間です。これから誕生されるベビーちゃんへの贈り物をおふたりは選ばれていました。私は店内をウロウロ。そしてまた、再会。 バーバパパと家族達が居ました。好きなんですよ~とっても。去年も見つけたのに、買えず。今回は即買おうと思い迷った末に、食いしん坊の赤い色のバーバブラボーに決定。抱っこしてレジへ。カタチが少し歪なのは、スーツケースに押し込んで帰ったから。毎日、元気をもらっています。嬉しい。 こんなのを見つけました。こけしの人形?可愛いのと可笑しいのとで、一緒に撮りました。他の場所でも数枚。大きくも小さくもない程良い空間。歴史を感じるばかりのでなく、こんなのもホント素敵。すっかり好きに。パサージュを着物で楽しむ~という私の夢がまたひとつ叶えられました。 いつもありがとうございます。良かったら、クリックをお願いします!