山古志村からの手紙・・♪
今日のお昼過ぎごろ、うちに郵便が届きました。「年賀状はさっききたんだけどな??」と思いつつポストを開けてみると、差出人が「山古志村村長」となっていました。「わあ~、山古志村から手紙がきた~~!」びっくりして封を開けてみると、先日のチャリティバザーの収益金を振り込んだ際の領収書と、「お礼」と書かれた手紙が入っていました。今日の朝に特集でやっていたある番組で、山古志村の村長さんが出演なさっているのを拝見したばっかりだったので、そのタイミングの良さ?に驚き・・・!「お礼」には、このように書かれていました。(途中略していますが、文章はそのままです)この度の新潟中越地震により、我が山古志村は、村民全員が避難生活を送ることを余儀なくされました。失意の中にあって、全国各地からの励ましの言葉、力強いご支援、多数の基金などを賜り、本当にありがとうございます。復興は、まだまだ緒についたばかりです。村民一同「山古志村へ帰ろう」を合言葉に頑張る所存でございます。「じ~~~ん!!!」私たちの想いがちゃんと届いたんだなあ、という実感が湧いて、嬉しかったですね~。山古志村では、まだご自分たちの生活さえままならない状態にあって、この手紙を発送する80円だってご自分たちのために使いたいでしょうし、領収書の発行などと手間のかかる仕事も避けたいはず・・・。そんな中で、わざわざお礼の手紙まで送ってくださるなんて、まったく考えてもいなかったので、本当に驚きました。ただでさえ忙しいのに、かえって手間を取らせてしまって悪かったなあ、と思うぐらい・・・!きっと、山古志村現地で、被災者の方々と共に働き、助けるボランティアの人々がいらっしゃるのでしょうね。その方々の真摯に働く姿が見えてくるようでした。この1枚の手紙は、被災地の方々、現地で働くボランティアの方々、そして私たちのような遠いところからの支援者、それらをつないでくれる手紙でした。冬休みがあけたら、バザーを手伝ってくれた友人たちにも見せたいと思います。きっと、彼女たちも嬉しく思ってくれることでしょう!やっぱり、バザーをして良かったと改めて思いました。確かに、疲れた。家事も疎かになった。子供も振り回されたでしょう。でも、こうして、村全体を失った想像出来ないような失意の中で、支援を必要としている方がいらっしゃるのも紛れもない事実です。「自分にできること、しなければならないこと」それはどんな小さなことであろうと、どんなやり方であろうと行うことに意味があります。私は、自分だけでは多額の寄付は出来ないし、現地でお手伝いすることも出来ないので、バザーという方法を選びました。これが私のできる、中越地震ボランティアへの1歩でした。街頭の募金箱にそっとお金を入た方も、立派な支援の1歩を踏み出しています。励ましの手紙を送った方も、とてもステキな支援の方法だと思います。できる内容は人それぞれ違うし、やりかたに基準もありません。どんな方法でも、1歩を踏み出してみませんか?そしてそれがどんなに小さなことであっても、勇気をもって堂々と、「こんな支援の方法もある!」と、みんなに教えてください。それが、新たな支援の輪をつなぐお手伝いになるかもしれません。一日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。