tikariの日記

日にちがかなりずれてしまっていますが

遡って私の出産後の入院中の日記

記憶が少々曖昧です・・・＾＾；

2/20　

出産の日記はこちら

PM8:00過ぎ

出産から約半日後

やっと赤ちゃんを連れてきてもらうことができた。

横に寝かせてもらう。

小さ～い

そして胸の上にのせてもらう。

つい半日くらい前まで私のお腹にいたなんて・・・

なんかすごい。

＊＊

2/21

夫の会社は出産日とその翌日に休暇をくれるので

2日間付き添ってもらえたのは心強かった。

実家の母も毎朝晩と来てくれる。

術後初めて口にした温かいお茶が美味しかった。

（たぶん番茶？おそらくこの入院中で一番美味しいと感じたもの・・・）

 部屋が空かないので、このまま陣痛室で過ごす。

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2/22

空き部屋ができたため、陣痛室から2人部屋に移動。

うまく歩けそうになかったので車椅子で。

重湯から始まった食事（お粥）もある程度食べられた。

母乳の出が悪く

すぐに赤ちゃんが怒って泣いてしまう。

助産師さんによって言う事が少々異なるので困ってしまう。

＊＊

2/23

やっと個室が空いたので移動。

点滴もはずされ、ほんの少しだけれどなんとか歩いて移動することができた。

ゆったりした広い部屋。大きなソファーもある。

食事もお粥＋αが出てくるようになった。

 でも辛いのはここからだった・・・

とにかくお茶一口でも何か胃に入れると胃が痛い。

食欲もない。

やっとの思いで口にしたほんのわずかなお粥さえもすぐに戻してしまう。

 そして浮腫み。

両足が自分の足とは思えないほどパンパンに浮腫んでいた。

毎日夕方に先生が回診にやってくる。

出産前日2/19の健診の血液検査の結果がやっと出た。

（出産時2/20にはまだ結果が出ていなかった）

肝臓の数値が悪化していて

このまま妊娠を継続していたら更に悪化して危なかった。

今産まれてよかったと先生。

もしかしてこの子は私の体のことを考えて早く産まれてきてくれたのかもしれない。

＊＊

2/24

この日は胃の痛みに加え、午後から背中まで痛くなってしまう。

助産師さん達もなぜそんなに胃が痛いのか頭をかしげている。

背中を温めてもらったり、さすってもらったりする。

右を下にした方が子宮の痛みが楽だといわれ右を向いて寝ていると

調乳指導の人がきた（退院日の関係でこの日しかなかった）

けれど痛みで体の向きもほとんどそのまま

ほぼ背を向けたまま話を聞くことになる。

夕食で口にできたのは番茶とわずかな梅干だけ。

やっぱりまた戻してしまう。

毎食ごとに助産師さんが食べた量と次は何が食べられそうかチェックする。

ほとんど手をつけていない食事のトレーを戻しにいくと他のママ達はみな完食。

食べられないのは自分だけなんだと情けなくなる。

授乳もなかなかうまくいかず落ち込む要素ばかり・・・

 赤ちゃんのお世話もほとんどできず

夜はほとんど眠れずとにかく痛くてのたうちまわっていた。

 毎晩仕事帰りに主人が顔を見に来てくれ、浮腫んだ私の足をさすってくれる。

仕事で忙しいのに・・・

申し訳ない気持ちでいっぱい。

＊＊

2/25

朝食

やっと写真を撮る余裕が出てきた？

この日も胃が痛くて食べられない。

本当はもうとっくに常食なのに、食べられない為私だけ未だにお粥食。

  一番世話してくれる助産師さんが

 いつまでもお粥じゃしようがないから

何でもよーく噛んで食べるようにしてみたら？

と言われ食べてみることに。

 昼食（画像なし）をそうやって少し食べてみたけれど

 見た目は美味しそうだけれど全く美味しく感じない（笑）

夕食

中華は特に食欲なし・・・

まともに食べられたのはデザートのゼリーだけ。

 やっぱり食後に戻してしまった。

 それでも夫が来る夜には痛みが少し和らぎ

やっと少し会話が出来た。

すると夫は涙を流した。

「よかった・・・」

このところ痛みで話もできないくらいだったので

万が一の事があったらどうしようかと思ってたと。

 ごめんね。私そんなに心配かけていたのね。

私まで涙が溢れてきた。

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 2/26

朝食

この日は常食メニューもお粥。

少しずつだけれど食べることができた。

出産当日も私の担当でお世話をしてくれた助産師Ｏさん。

時に厳しいけれどとても親身になってくれる。

この日も暖かいタオルで私の足を温めマッサージしてくれた。

昼食

頑張ってよく噛んで少しだけ食べてみるが

面白いくらい食欲もなければ美味しくもない。

見た目は美味しそうなんだけどなぁ・・・

でもやっと食べた後戻さなくなってきた。

おやつ

この日はさつまいももち

やっと食べられたおやつ。

この産院は３時に手作りおやつもあって

食事も美味しいと評判なのだけれど

ほとんど食べられなかったことが今になってみればちょっと残念。

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2/27

朝食

毎日憂鬱だった食事の時間。

でもこの日の朝はちょっと違った。

朝食を食べながら

ほんの少しだけれど、美味しいかなって思えた。

 そしたら

なんだか涙が出てきた。

私、生きてるんだな・・・って。

やっと

正気に戻った気がした。

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 2/28

退院

産後の回復が悪かったので、両方の母達は入院の延長をすすめたけれど

（産院側は部屋も空いているので希望すれば延長可能）

かなり迷ったけれど

産科でできることはもうないし

（浮腫みや肝臓に関しては内科だと・・・＾＾；）

このまま入院してても同じじゃないかなと思って

足の浮腫みもパンパンだけれど

思い切って（予定通り）退院。

とても天気の良い気持ちの良い日で

（翌日は寒い雨だった）

退院して正解