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カテゴリ:トンデモ
ホメオパシーについては前にも書いたことがあって、そのときは、おまじないみたいなもので害はないと書きました。でも、そうも言っていられない事態のようです。
独特の語り口で世相を斬る「地下生活者の手遊び」というブログの反社会カルトとしてのホメオパシー を読むと、結構深刻な事態が想像されます。 ホメオパシー自体は、言ってみれば只の角無し金平糖を舐めるだけですが、効果がない責任を予防接種に負わせるという暴挙に出たようです。信者が予防接種を拒否することで病気になるだけならまだ良いのですが、そうすると感染症を押さえ込むことが困難になります。それだけでも困ったことですが、更に自然に免疫を獲得するため、集まって感染するためのパーティーを開いたりするようです。つまり、病気を広げてしまうわけです。でも、それで終わりではありません。 親切な彼らは、まだ免疫を獲得していない人たちに抗体を作るため、あえて病気を広めるような行動を取るつもりのようです。つまり、感染者をあちこちに送り込もうというわけです。バイオテロですな。 あえてこのような日記を書いたのは、ホメオパシーの親玉の名前「由井寅子」でググると、上位にヒットするのは著書関係と熱心な信者のサイトだからです。批判的なサイトは上位には見つけることは出来ませんでした。このブログも上位にヒットするようにはならないかも知れませんが、少しでも批判サイトを多くしたいとの思いで書きました。 ホメオパシーの信者には何を言っても無駄かも知れませんが、迷っている人もいるかも知れないので、私の考えを述べてみます。 ホメオパシーとは、簡単に言えば、有害な物質を極限にまで水とアルコールで薄めたものは、有害な症状を治すというものです。実際には薄めすぎて、元の物質は分子ひとつも入っていません。それを砂糖玉に染み込ませたものをレメディーと称して治療に用いるのです。要するに、単なる角無し金平糖です。決してお安くないようですが。 成分が全く入っていなくても、水が波動を記憶するから有効なのだというのが最近の説明の主流のようです。でも、薄めるために用いる水は、かつていろいろなものを溶かしていたはずです。それらの記憶はないのでしょうか。 少なくとも、かれらが毎日飲む水の中に、かつて私の尿だった水の分子が含まれていることは、ほぼ間違いのないところです。世界中の水をくみ上げるコップの数と、私が今までに生成した尿すべての中の水分子の数を比べたら、後者の方が遙かに多いからです。水分子が何時でも水分子のままとは言えないことは、無視していますが。 私の尿の記憶を持った水の効果は、果たしてどのようなものなのだろうか。ホメオパシーの信者の皆さんの意見を聞きたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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