福島県立大野病院事件第四回公判
無罪でも 忘れられたら 敗北だ 福島県立大野病院事件第四回公判が行われた。傍聴券を求めて並ぶ人が激減したらしい。回数を重ねるごとに「事件」が風化するのは世の常だ。でも、この裁判の行方に医療の未来を託している医師は多いだろう。簡単に言えば、「これが有罪になるのなら、辞めよう」と思っている医師は少なくないということだ。医療の崩壊は一気に起きるということでもある。 今回は引用はしない。報道より正確で詳しい情報が見られるからだ。できるだけ多くの人にこの「事件」の記憶を残してほしいと思う。結審して無罪になったとしても、メディアの扱いは小さいものだろう。そのころには多くの人は「事件」そのものを忘れているに違いない。 でも、多くの医師にとってはトラウマだ。これからずっと、このトラウマを背負って診療をするのだ。このことを患者にも理解してほしいと思っている。リンク先を見てほしい。福島県立大野病院事件第四回公判(1) 福島県立大野病院事件第四回公判(2) ミラーサイト