カテゴリ:本・まんが読みました
漫画から音が溢れてくる!すごい。全然音楽なんて流れてないのに、しっかりとUTAの理想の音が聴こえてきた。 「神童」。映画化されるそうなので、読んでみました。 ページからあふれるピアノの音。うたやワオや相原さんのピアノがどういう音なのか、カノンの声がどんななのか、しっかりと聴こえた。 「自分が音楽だから」といううた。声楽のカノンも自らを楽器と称している。そう、音楽を奏でるって自分が楽器になることなんだね。 忙しさのストレスのために耳が聴こえなくなってしまったうた。でも、振動で音が分かるようになる。 楽器も音を聴いてるわけではない。でも、微妙な空気の移動や弦のゆさぶりで素晴らしい音を出す。 本当に楽器の一部になった、神童、うた。 そして、耳が聴こえなくなって、初めて理想の音を見出したその姿に涙を浮かべてしまったのでした。 音楽って素晴らしい! さそうあきらの「愛がいそがしい」も読んだけど、心の動きをよく表現できる作家だと思いました。面白かった。
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最終更新日
2007年03月31日 07時36分02秒
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