ちょっとした幸せ
初版本を買って感激し周囲に勧めまくっていた「おっぱいバレー」がついに映画化された。そーいえば、ここでも紹介していたよな、と思いふり返ってみると…あった、あった。2006年11月9日に。というわけで、自慢(?)もかねて、以下は再録。 _____________________ 「輝ける中坊たち」「超サイコー」「マジで泣けるよ」「読まなきゃ損」本に限ったことではないが自分が手にする前から素晴らしい前評判を聞かされたりしていると実際にその作品を読んだときガッカリしてしまうことがある。なぜなら、それは過度に期待を寄せてしまうからだ。逆に「言われてたほど大したことなかった」なんて評価を聞いてたりすると「いやいや、悪くないどころか良かったよ」といった具合に評価が好転するケースもある。その点、この作品は例外だった。深夜番組の「やぐちひとり」(テレ朝系)でも紹介され劇団ひとりが大絶賛していたので「ひょっとして…」と半信半疑で購入したが実際に読んでみて、まあビックリ。時に声を出して笑い時に涙がボロボロこぼれてきた。簡単に言うとやる気のかけらも見られなかったある中学校のバレー部員たちが新任教師の女性顧問と「大会に勝ったらオッパイを見せてもらう」という約束を交わしてから豹変。その崇高な?目標に向かっていろんなドラマを展開していくのだが文章的にもテンポがよくて読みやすくとにかく面白いのだ。10時半ごろ帰宅して芋焼酎の水割りを飲みながら2時間ほどで読み終え何とも言えないほどすがすがしい気持ちになれた。最近じゃ、14歳の娘に妊娠させるドラマが話題を呼んでいるようだけど「おっぱいバレー」に出てくる中坊たちの方がよっぽど笑いや涙や明日への活力を与えてくれる。おっぱい万歳! <終わり>___________________映画は映画で面白いと思いますがぜひ本も読んでみてください。