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テーマ:スイーツ★スイーツ(13215)
カテゴリ:グルメ/お酒/スイーツ
そういうシーズンですか、バレンタイン・デー。チョコレート大好きな私は、イベントに関係なく、自分で自分にチョコを買っちゃう。無論、人目も憚らずに。
なんせ、時節柄、あんなチョコやこんなチョコ、珍しいチョコや普段食べられないチョコなどが店頭に並び、こりゃ選び放題だ。 今年も行きました、日本橋高島屋。時まさに、「Amour du Chocolat」フェアの真っ最中。エレベーターを降りれば、もう、すぐそこにチョコ、チョコ、チョコ!! 実は、友人のお母様が大変素晴らしいショコラティエでして、昔もバレンタイン・デーの時期になりますと、“作品”を贈ってくださったりしたもので、これがどれも本当に、宝物のように素敵で、アーティスティックに美味でして、いつまでも甘い感謝の念が、この味覚にしっかり刻まれているワケです。 その後も、同催しに出店される際には顔を出して、新作を堪能させていただいたりしたのですが、そんないきさつもあって今年も足を運んだのです、「miho chef chocolatier」。 いやはや、どれも気になります。でも、オリーブの入った「カタルニャ」は完売。夕方にならないと出来上がらないそうで。「キャラメル・オ・ショコラ」、美味い!!ほろ苦く、濃厚なカカオの風味がキャラメルの食感と絶妙に絡み合って、噛むたびにビターな香りが口中に広がります。美味しいなぁ。 でも。やはり今年のイチオシを買うことに決定。そう、それは“香るチョコ”。その名も「ショコラ パルファン ラフィネローズ」。マリー・アントワネットも愛したという、セントフォーリアという薔薇の天然エッセンスを練り込んだショコラ。一口含めば、絶対的に質の高いショコラから、ほんのりと甘い薔薇の香りが、文字通り立ちのぼるのです。チョコは味覚を愉しませ、薔薇のエッセンスが嗅覚を酔わす。完全にやられました。 なんでしょう。やっぱり“この勝利”は薔薇の香りにあると思いました。甘く上品な香りは、決して味覚を邪魔することなく、しつこさや攻撃的なところがない。自然に素材とマッチして、食べ終わったあとは、余韻程度に残る香りがまた好もしく、それもやがてはひとときの夢のように、静かにイマジネーションの彼方にフェイドアウトしていくのです。 チョコレートを嗅いでいるのか、薔薇を食べているのか。この幸福な錯綜は、病み付きになります。今年のバレンタイン・デーは、「ショコラ パルファン」で決まりです!!自分用ですけど、ね。。。(了) 世界のショコラ・スペシャリテ ■「旅から、音楽から、映画から、体験から生死が見える。」 著書です:『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。推薦文に帯津良一・帯津三敬病院名誉院長。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/02/15 10:01:07 PM
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