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カテゴリ:グルメ/お酒/スイーツ
今年も行ってきました、日本橋高島屋はアムール・デュ・ショコラ!!私見ですが、今年はバレンタイン商戦も出足が鈍い感じ。そのかわり、カミングアウトを許されたスイーツ好き男子が元気で、マーケットを底上げしているような感じでしょうか。
かくいう私も、「ショコラの祭典」目当てに毎年足を運んでいます本イベント。会場は、不景気などどこ吹く風。お目当ての逸品を求めて、あるいは最高の贈り物を求めて、たくさんの人で賑わっていました。 私のお目当てはもちろんミホ・シェフショコラティエさん。ミホ・シェフショコラティエさんの「ショコラ本来のもつ味わい」へのこだわりと、創意工夫と独創性に溢れた作品は、一度体験すると病みつきになります。そんな刺激を楽しみに、毎年足を運んでいます。もはや常連ですね。 今年は、やはり基本の生ショコラ「ダミエ」と、“私の代名詞”と勝手に思っています「カタルーニャ」をきっちり押さえまして。そしてもう一点、事前情報で「さわやかなショコラ・ドリンク(!!)」とうかがっていた、その名も「ショコラマニア」をいただくことが今回の目的でもあったわけで、存分に喉を渇かせたところで早速注文。 なにしろさわやかなショコラドリンクというのですから、興味をそそります。はたして、丁重に据えられた背の高いグラスに注がれた、淡いカカオ色したショコラドリンク、そのお味は…しつこくない!!鋭くない!! ショコラドリンクは、一口飲むと、攻撃的とさえいえる強い風味で元気をくれるのが魅力であり、特徴でもあるのですが、ややもすると、それが重たく感じるケースもあります。ところがショコラマニア、一口飲むと、まるで舌をすべるような、なめらかで、やさしい口当たり。当然、その甘美さと引き換えにショコラドリンクにおぼえる喉の渇きやいつまでも残るしつこさがなく、上品な甘い薫りとすっきりしたのど濾し、口当たりだけを残してすーっと体にしみ込み、記憶にはとどまって儚く形を失う様は、まさにショコラドリンクが体現するべきファンタジーそのものを象徴するがごとし。 周囲に人がいるのも忘れ、「これは…」「これは…」「これは…素晴らしい!!」と一人でつぶやいていました。ま、もともと独り言は多い方ですが(苦笑)。さわやかなショコラドリンクという謳いに偽りなし、であります。 雑味がないショコラドリンクとはこういうものか。古に、貴人にみ許された至上の飲み物かくあろうか。と、まるで魔法のじゅうたんで馥郁たるショコラのルーツを旅しているかのような気持ちにさせてくれる一服。 まさに、マニアの手で追求された、マニアのための、静かな熱狂を禁じ得ないショコラドリンクでした。このためだけにも足を運んだ甲斐がありました。 さて会期は14日(月)まで。贔屓のメゾンに足を運ぶもよし。ひしめき合う新作からお気に入りを発掘するもよし。でも、ショコラ探しにちょっと疲れたら、ミホ・シェフ・ショコラティエさん、そしてショコラマニアのこと、思い出していただけると嬉しいです。(了) 【情報】 2011 Takashimaya Amour du Chocolat 日本橋高島屋アムール・デュ・ショコラ 会期:2月5日(土)~14日(月) 午前10時~午後8時 会場:日本橋高島屋 8階特別催物会場 ※JR東京駅八重洲北口より徒歩5分、都営地下鉄浅草線日本橋駅より徒歩4分、 東京メトロ銀座線・東西線日本橋駅B1出口 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/02/13 09:19:43 PM
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