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カテゴリ:映画
「すごくいいんだけれど最後まで観ていられない。」 夫がそう言っていたので彼の留守中に一人で観てみました。 NHKが特集していたザベストテレビ2011の録画 良い作品が目白押しでしたがその中の1本 「二本の木」 夫婦で癌に侵された最後の記録
ガンを患い闘病の末に亡くなった妻と、自身もガンと闘いながら妻を看取り、後を追うように半年後に息を引き取った夫。元NHK職員の小沢爽・千緒夫婦の闘病日記をまとめた「二本の木」を、片岡仁左衛門と竹下景子が朗読し、夫婦の命と愛の記録を静かに辿るドキュメンタリー。 元NHKディレクターだった小沢爽さんと癌に侵された妻千緒さんが綴った日記 看護する中で爽さんも癌に侵されていくのですが。 冒頭に千緒さんが語るギリシャ神話「二本の木」 それがそのままお二人に当てはまるようでした。 千緒さん・爽さんと呼び合う二人は北海道北見で知り合い結婚 とても仲の良いおしどり夫婦 病に倒れても お互いが尊敬しあい 気遣いあい 二人の世界を大切にしている 様子が美しい それでも介護は厳しく爽さんの日記には悩みや苦しみが書かれ 千緒さんは周りに迷惑をかけることに気が引け自殺を考えたりもする 片岡仁左衛門と竹下景子の抑えた朗読がとても良い
夫婦の有り様は夫婦の数だけあるのでしょうが 「二人の木」のように地中深くの根でしっかりとつながっていたいもの 溢れ出る涙の中で 夫をもっと大切にしなくちゃと考え 亡き両親に思いを馳せていました。
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