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本を片手にポレポレ生活…札幌にて

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2013.02.07
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カテゴリ:映画

夫と久し振りに映画館で映画を観た。

小津安二郎の「東京物語」が好きな夫なのでこれはきっと一緒に観るだろうと

前売り券を買って待って、ついに実現

東京家族

www.tokyo-kazoku.jp/

日本映画界の巨匠、小津安二郎監督に捧げる作品『東京家族』。

山田洋次監督が、今の日本、そして私たち家族の物語を描きます。

おかしくて、かなしい。これは、あなたの物語です。

山田洋次 監督50周年監督作品

3・11で撮影を延期して脚本も書きなおして作り上げた映画というので

何度かドキュメンタリーとしても撮影の様子が取り上げられ

その都度期待を膨らませていました。

瀬戸内海の小島でのんびり暮らす老いた両親がやってきた東京には

医者の長男や美容師の娘舞台美術家の次男が忙しく暮らしている。

お互いに思いやる気持ちはあるのですがすれ違って行ってしまう。

長男と長女がのんびり楽しんでもらおうとプレゼントした横浜の一流ホテルでは

ホテルでの楽しみ方などわからず

ベッドにつくねんと座り観覧車が回る窓外の風景をただただ眺めている二人が哀しい

掃除をして洗濯をしてあげようと勇んでやってきた昌次の狭いアパートで

とみこは結婚を約束した紀子を紹介され、良い娘なのがすっかり気に入り

夜、枕を並べ息子と楽しく語り合いなが、もう次男は安心だとゆったりと眠る

このときのとみこは劇中で一番生き生きと輝き嬉しそうだった。

ジンワリと涙が出、くすりと笑いも出、しみじみと家族について考えさせられる映画

次男昌次役の妻夫木聡とその恋人の蒼井優がすがすがしくてとくに良かった。

東京物語の笠智衆・東山千栄子・原節子の重厚な雰囲気とは違う作品

これは今の時代の家族の物語なのだから比較する必要はないのでしょう。

夫と二人、息子たちとの接し方老後の過ごし方についてじっくりと語り合いました。

クール

すごく良い映画でしたが、吉行和子やその夫役の橋爪功は老人ぽくしすぎじゃない?

妻は68歳という設定でしたが、今、周りの68歳くらいの人たちはもっとピンシャンしてます。

山田洋次監督だってあのお年でかくしゃくとしていらっしゃいますのに。ね。






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最終更新日  2013.02.07 09:58:39
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