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カテゴリ:映画
ワクワクして待っていた「八月の鯨」 映画ではなく劇団民芸の演劇 八月の鯨作=デイヴィッド・ベリー 訳・演出=丹野郁弓 リビーとサラの姉妹は毎年、アメリカ・メイン州沿岸の島にあるサマーハウスで夏を過ごすことにしている。1954年の8月、鯨の訪れを心待ちにする姉妹だが、もう昔のように鯨がこの島にやってくることはない。目が不自由になった姉のリビーは、他人に依存しなければ生きてゆけない自分に腹を立てていた。ますます気難しくなった彼女には、面倒見のいい妹のサラもさすがに手を焼く始末。そんな頃、幼なじみのティシャがサラにある提案をする。リビーを施設に預けて自分と暮さないか、と言うのだ。迷うサラ。さらにロシアの亡命貴族マラノフの登場で姉妹の間には微かな波風がたつ……。 キャスト
美しい姉リビー役の奈良岡朋子は長く白い髪が良く似合い、 ほっそりした指先に塗られたマニキュアまで計算されたように淡く輝き ハリのある声には微塵の年齢も感じさせず 背筋がピンと伸び 一挙手一投足に魅せられました。 最後にサラが姉と離れ、自分らしく生きていこうとする、 姉も受け入れるところがとても良かった (二人姉妹の姉である私はどうも姉の立場で観てしまいます。) 出演者はたった5人 でしたが
あ列の真ん中の席で 役者さんたちの息づかいを感じながらの鑑賞は 至福のひと時でした。 一昨日は ヴェン・カミーノ (良き道を)と題された 80代のご夫婦の二人展鑑賞「良き道を」 奥様が絵 旦那様がエッチング 私は奥様の絵の方に惹かれました。 素朴な線と絶妙な色使い こんな絵が描けたらいいな 80代になって描かれたものも多く、 その創作意欲に感服 ご一緒に観に行ったお仲間の二人ももう70代後半 いつも前向きでよく本を読み話題が豊富 私も70代80代になってもこうやって生きていけたらいいなあ
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