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本を片手にポレポレ生活…札幌にて

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2016.01.29
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カテゴリ:映画

鹿児島に行く前に観た映画

「母と暮らせば」

1948年8月9日、長崎で助産師をしている伸子(吉永小百合)のところに、3年前に原爆で失ったはずの息子の浩二(二宮和也)がふらりと姿を見せる。あまりのことにぼうぜんとする母を尻目に、すでに死んでいる息子はその後もちょくちょく顔を出すようになる。当時医者を目指していた浩二には、将来を約束した恋人の町子(黒木華)がいたが……。

以前、井上ひさしの「父と暮らせば」の舞台を見て感動したので

山田洋次監督が彼の意志を引き継ぎどう作り上げたのかとても興味を持って観た。

息子浩二が学ぶ医大に原爆が落とされたシーン、

インク壺が一瞬に溶ける、

ただそれだけで山田監督の狙いがよくいかされていたと思う。

息子を一瞬の原爆で失った母伸子と

恋人を一瞬で失った町子

二人が寄り添うように生きているところに表れた亡くなった息子

彼は母だけに見える。

その息子に話しかける母の気持ちが痛いほど伝わってきた。

やがて町子に恋人ができ

原爆に侵されていた伸子の身体は日に日に弱っていく

「なぜ浩二が死んであなたは生きているの?」

言ってはいけない言葉と知りつつも言ってしまった母

こんな理性的な母でもこういうことを言うかしら???

体が弱っていくと心も弱っていくのかしら?

それでも町子の結婚を祝福し母は床に就く・・・・

母にはもう少し、もう少しだけ強く生きていてほしかった!

何だか町子がかわいそう。

「台風や地震は仕方がない。でもこれ(戦争)は違う。」

母伸子の言葉が心に残る。


吉永小百合も二宮和也も黒木華もそれぞれの演技がごく自然で良かった。







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最終更新日  2016.01.29 20:27:47
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