今日は旭山動物園・層雲峡氷瀑祭りを見て層雲峡温泉に泊まり
明日は紋別港で流氷砕氷船ガリンコ号に乗るのでこれから出発予定なのに
外は吹雪
さてどうなるでしょう?
アカデミー賞最有力と宣伝されている映画を観た
原作 遠藤周作 × 監督 マーティン・スコセッシ
遠藤周作の原作は読んでいて怖かったことしか覚えておらず、見るのも躊躇したけれど、
スコセッシ監督が原作と出会ってから28年、いくつもの困難を乗り越えて実現した一大プロジェクト
ということで、観に行った
キャストは主演のアンドリュー・ガーフィールドを筆頭に、
アダム・ドライバー、リーアム・ニーソン、
日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら、
どの役者も選びに選んでの役ということで適役だったけれど、
3年かけてオーデションを繰り返しようやく決めたという窪塚洋介がなるほどと思わされた。
舞台は江戸初期の長崎
人間の強さ、弱さとは?信じることとは?そして、生きることの意味とは?
貧困や格差、異文化の衝突など、この混迷を極める現代において、
人類の永遠のテーマがあまりに深く、あまりに尊く描かれていた。
かすかな希望の印はあったけれど観終わった後、息苦しくて
美味しいランチで気分転換した。
「見よ、飛行機の高く飛べるを」
劇団青年座
昨夜見てきた演劇
明治の後半の岡崎にある女子師範学校に集まった教師を目指す才女たち。
良妻賢母教育に反発し、平塚らいてふや与謝野晶子たちに憧れ
新しい雑誌を作ろうと行動を起こす
が、事件が持ち上がりストライキを計画するも
味方してくれた先生が校長などに追い詰められやめるよう説得し、たった二人のストライキとなる
だが、そのうちの一人も好きだった先生に結婚を申し込まれ、やめることになり
残された一人は祝福しつつも退学になっても自分は続けると決意する
その結果どうなったかは演じられなかったけれど
モデルだった二人は存在し、結婚して素晴らしい良妻賢母になった彼女は
生涯生き方を貫き通した市川房江と自分を比べ、
何かやり残したという思いがあった様子だったという。
「女子だって飛ばなくっちゃならんのです!」