本を片手にポレポレ生活…札幌にて

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• ストレッサーを抱え込まない！

  スズメ達の賑やかな声で、そっとカーテンを開けました。静かに開けたのですが、スズメ達はバードテーブルから一斉に飛び立ち、木の中にもぐりこんでしまいました。何と敏捷な動きでしょう。朝食のときには、違う２羽の鳥のご訪問。イサムチャンに聞くと「ムクドリだよ。」とのこと。朝の家事を一通り終え、新聞を読んでいると、今度はシジュウカラらしき２羽。窓に近寄るとみんな逃げてしまいますので、じっとその場から眺めるだけで我慢しました。今日は、お天気が良いので小鳥達も活発に動き回っているのでしょうか。小鳥達を見ていると、みんなのびのび、ストレスなんて微塵も感じない様に見えます。それでも、里山の減少などで被害を受けている鳥達も多いのでしょうか。「ストレッサー」と言う言葉を知りました。ストレスは、何らかの刺激が身体に与えられた結果、身体が示したゆがみや変調。ストレッサーとは、その原因となる刺激のことなのだそうです。今の毎日の生活の中には、ストレッサーがあまりにもいっぱいで、もう何をどうすれば良いのかすら分からなくなるほどとのこと。「暮らしは一向に楽にならず、世代が違うと親も子どもも相手の考えていることが分からなくなり、老後はまったく想像がつかない。そんな毎日の中で、何をどうすればストレスから開放されると言うのだろう。・・・すべての人に有効な万能な方法などあるわけはないのだから、自ら選択しなくてはならないし、元より、たまったものを発散することに対して、いつも関心がなければ使い物にはならない。比較的、誰もが納得するストレス発散としてのキーワードの一つに「ゆとり」がある。焦りの反対のゆとり・・・」著者は、更に時間に追われている日常から離れることを勧めています。「・・・時間の意識が薄れるここでは、ただただ目に見えるものや耳に聞こえるものが素直に感じられて、これぞまさに「ゆとりだ」と思ったのである。・・・」「１日の仕事を終え、あるいは家事を終え、これからゆっくりしようとするときに・・・・」そんなゆとりの時間を持つことを勧めていました。「・・ストレスから逃れられないのなら、少しでも発散することを考えたい。そのヒントは案外身近に転がっているかもしれないと思うのだ。・・・」藤田　毅・著からストレッサーが何であったかわかっていても、上手に発散することができなかった自分を反省し、「ゆとり」を感じられる生活を心がけ、ストレッサーに負けないで楽しく暮らしたいものと思っています。ストレッサー

  2005.01.12

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  ルンルン♪な、鏡開き☆画像あり☆

  厳しく冷え切った道内。今冬最低気温を記録したところもあるそうです。札幌もそうなのかも？そうだったのです。マイナス１１．７度とのこと。たかがごみ出しに行くだけでも、猛烈に寒かったのです。でも、見上げると空は素敵！この寒さは放射冷却現象なのでしょうか。雲の動きも面白く、つい写してしまいました。 真中が開いていて、いたずら描きしたみたいな雲なのです。寒くても、こんな空を見ていると気持ちが和みます。ルンルン♪今日は、鏡開き。 旧年の無事を感謝しながら、今年１年の健康や幸せを願って家族みんなで鏡餅を食べる日です。刃物は、切腹を連想させるので手で割ったり、木づちで砕くのだそうです。固くて切れないので木づちで砕くのだとずっと思っていました。武士の時代の名残なのでしょう。こうしてお正月の行事も少しずつ終わっていきます。さて、「おしるでいいの？」と聞くと「お雑煮にして｣と、二人の返事。今晩はお雑煮に決まりです。

  2005.01.11

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  八甲田山死の彷徨？☆画像あり☆

  札幌は、今日とても良いお天気です。昨日の雪が信じられないほど！ すっぽりと雪をかぶった車に、その名残は残っています。昨日の午後、イサムチャンと図書館に散歩しながら行きました。途中からものすごい雪 これが遊歩道なのですが、踏み込むこともできません。車道の横の歩道を通って歩いていきましたが、２メートルはあるはずなのに、人一人通る獣道の様でした。横殴りの雪に、私のコートのフードはすぐ外れてしまいます。見かねたイサムチャン、マフラーでフードを縛ってくれました。風にあおられ吹きつける雪で、ほっぺたも痛みます。すれ違う人の顔も、みな真っ赤。そんな中でも、若い子は帽子もかぶらずミニスカートで歩いています。私もそんな時代があったっけ。新田二郎の「八甲田山死の彷徨」を思い出すほどすごい吹雪のなかを、久し振りに歩きました。イサムチャン隊長は、なかなか頼りになりました。私の重い本もリュックに入れてくれましたもの。 この並木道にも、人の歩いた跡はありませんでした。ですから、今日のお天気は、何とも嬉しいプレゼント。とても良い気分にさせてくれます。

  2005.01.10

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• 受験生と父・息子と父を見て

  「父親になるって、こんなに面白いことだった！」アリス！牧場の父親日記著者　藤門　弘平凡社センター試験を間近に控え、息子は最後の奮闘中。こんなとき、親がしてあげられることというのは本当に限られています。暖かく適度な湿度の部屋と、栄養のある食事を用意し、和やかないつもの雰囲気を保ってあげることくらいでしょうか。１９８８年に出版されていたことは知っていたけれど、読む気の起きなかった本。息子の幼い頃を振り返る気持ちで読んでみました。「北海道余市のアリス・ファームで、馬・羊・犬などたくさんの動物達に囲まれて育つ有巣（ありす）少年と父親のあたたかく、楽しく、うるわしい物語」帯の言葉ですが、その通りの父親日記です。有巣少年は、１９８１年にうまれていますので、１９８８年の頃は小学生になったばかり。４歳頃から小学校低学年までの父との関わりが詳しく綴られています。「お父さんは、子どもにほめられるのが、１番うれしい。」「テレビよりも面白いお父さん、であれるかどうか、このあたりが今年の課題だと思っている。」・・・藤門お父さんは、実に素直に真面目に子育てに関わって書いています。椎名誠の「岳物語」での、子育ての関わり方とはちょっと違うのです。それは、アリス・ファームというコミュニティーの中の父子であって、普通の家庭とは違い大人が周りにたくさんいる人間関係にあるからなのだと思います。最後の方に、椎名誠さんとの対談があります。そのなかで、椎名誠さんは「親の責任というのは、身体の資本をつくってやることがすべてだと思うんだよね。それには、悪い食べ物を除外してやるとか、放射能汚染のことを心配してやるとか・・・そういう細かいコントロールが必要で、それに尽きるような気がするね。」息子が父から離れていくのは中学の入学の頃とも、話していました。我家を振り返ってもそのように思います。私には、よもやま話をするけれど、イサムチャンにはちょっと距離を取っているのです。受験のアドバイスも軽くあしらわれ、淋しくて仕方がないイサムチャンですが、男の子はそういうふうにして自立していくものなのでしょう。椎名家の岳少年が大人になった今、父親との距離の取り方がわかってきたように、息子ももう少し大きくなると父親との関わりが変わっていくのでしょう。青年は父との対話避けいしが間を取るすべをいつか知りたる久保田清萌「折々のうた」より

  2005.01.09

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  大人になってからも必要なもの☆画像あり☆

  夕焼けを「きれい」と感じた心は大人になってからも必要なものかもしれませんゆう・夕谷川俊太郎/文吉村和敏/写真アリス館二人の作品「あさ・朝」を読んですっかり気に入り、その後すぐに図書館に購入予約を入れたのが１１月半ば。昨日ようやく届きました。「発行日は１１月２５日でしたので、購入が許可されて図書館に届くまでを考えると早いほうなのですよ。」と、図書館の人の説明でした。どきどきして開くのがもったいない本。表紙の写真は、憧れのプリンス・エドワード島の夕暮れです。この本も、１ページ開くごとに吉村和敏さんの写真と谷川俊太郎さんの詩が一つのハーモニーとなって快く心に染み込んできます。 そらといっしょにこころももえる　あたたかい写真も同じくプリンス・エドワード島。夕日の美しさは、今までにもあちらこちらで味わってきました。江ノ島辺りに沈む夕日、石狩の海に沈む夕日、大雪の山々に沈む夕日・・・この本にも載っているケベックに行ったときは夕日の沈むのが遅く九時頃まで明るく１０時頃暗くなったように思います。ケベックからすぐそばにあるプリンス・エドワード島たくさんの夕日が載せられています。朝日の素晴らしさといい、夕日の美しさといい「赤毛のアン」の世界はますます行ってみたいところになってきました。谷川俊太郎さんのあとがき「しずかなきもち」その後半部分にはこう書いてあります。「・・でも、せかいには、かえるおうちもなく、まっていてくれるおかあさんもいない、こどもだっているんだ。そんなこどもたちも、ゆうやけのうつくしさを、よろこんでいるだろうか、あしたがくるのを、たのしみにしているだろうか。」

  2005.01.08

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  冬なのに春の七草！☆画像あり☆

  すずな・すずしろ・せり・なずなごぎょう・はこべら・ほとけのざ七草粥をいただく日「ご飯よ～」「はいはい、あれ？七草粥じゃないの？」「だってこれから，図書館にこもる人がいるんだもの，おかゆじゃ体が持たないと思って，焼き豚チャーハンにしたの。七草粥は夜にするから。」「それはまずいよ。七草粥は，朝、食べるものでしょ。」そうか、いままでもずっと朝食べていましたっけ。待ってもらって、大慌てで、土鍋に七草粥を作りました。でも慌てていたのでじっくり煮こむ時間がなくさらさらのお粥になってしまいました。もちろん、焼き豚チャーハンも一緒に出しました。１月７日は，無病息災を願って七草粥を食べるのですね。春の七草なんて北海道には今の時期ありません。今ではスーパーで簡単に手に入るのですが。母が作ってくれていた頃は，とにかく７種類のお野菜を入れてのお粥でした。お正月料理にあきた頃なので，とてもおいしかったことを覚えています。今日の私のは、はずかしながらちょっと・・いえいえかなり劣ります。でも、家族一同今年１年無病息災であります様に！との心だけはしっかりこめて作りました。今日は，亡き母の誕生日でもあり，大人になってもこの日までは実家にいるようにしていたものでした。楽しかったあの頃！息子も大人になったとき「楽しかったあのころ・・・」と思いだしてくれるような家にしなくちゃ！

  2005.01.07

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  パンダが持っているのは？☆画像あり☆

  しんしんと雪が降っていた昨日の午後。図書館からの電話で頼んでいた本が届いたとのこと。雪の中は気が重いのですが、車で出かけました。図書館の駐車場に車を置き，いつものように大きなパンダの横を通りました。何気なく信号を待ちながら見ていると，パンダが，何かを持っています。 雪国の車道に欠かせない砂袋！何度も通っていましたが気がつきませんでした。そこはちょっとゆるい坂道の交差点になっているので、車が滑ることもあるのでしょう。そんなとき，砂をまくことがあるのです。パンダくんは、ただ座っているだけではなくお仕事をしていたのです。砂袋は坂道の近くの四角い箱の中に入っているものと思っていましたが、こんな可愛いアイディアもあったのですね。これを思いついた人に拍手を送りたくなってしまいました。図書館の帰り，また信号待ちの間に写してみました。 雪が降って周りが霞んでいる様子・・・私の腕では，まだちょっと難しいです。北国の長い冬，パンダの砂袋のように生活を工夫して楽しく過ごしたいものです。でも，今日もこれから雪が降るそうな・・・・雪は，今日は降りませんでした。

  2005.01.06

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  外は雪でも緑を・・☆画像あり☆

  降り続く雪・雪・雪Ｔｅｒｒａ－ｃｏｔｔａ　Ｄｏｌｌ 北国に住む者には，覚悟しなければならない雪ですが、昨日の朝とはうってかわって，雪が降り続いています。外は，白の多いモノトーンの世界。ですから，家の中には、緑やお花を欠かせません。テラコッタのお人形を組みたて緑の寄せ植えをしました。暖かくお日様の入る２階に置きましたが，窓の外の雪も一緒に写りました。この寄せ植え，緑がどんどん伸びていくことを予想していますので、今は，テラコッタドールがやけに大きく見えます。「お母さん，これなんだか埴輪みたいで不気味だよ。」と、息子。「お母さんの力作なんだから，きっとそのうちに緑が増えてちょうど良くなるんじゃないの。」ホローしてくれるイサムチャン。〈ということは，今は良くないと思っているのね・・・）春がくるのはまだまだ先の４月頃？一番先に見ることができるのは、ふきのとうでしょうか？福寿草でしょうか？それまでの間は，家の中の緑とお花を眺めながら、来年のお庭の計画を立てましょう。こういうのをストーブ・ガーディニング と、言うそうです。暖まる夢のある言葉です。

  2005.01.05

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  一生ものって！☆画像あり☆

  暖かく気持ちの良い朝バードテーブルにも，雪はひとかけらもなく 元旦とは，大違い！朝、イサムチャンの入れてくれたコーヒーは適度にほろ苦く目覚めもすっきり。このコーヒーは新しい何番目かのコーヒーメーカーで入れてくれたもの。前のは暮れに壊れてしまい，手で落としていましたが、２日の日に買いました。今度の製品は、ジャグポット〈ステンレス製）がついていて、煮詰まることがありません。もちろん，冷めることもなく時間をおいてもおいしく飲めるという優れものです。電気製品は、日々改良されどんどん新しいものができてきています。日常生活の中で使用するものも次々と入れ代わっています。「これは一生ものだから・・」と、母は，物を大切に使っていました。その幾つかは私にも引き継がれています。大きなどっしりとした机や，書棚，漆塗りなどの食器，着物，装飾品などなど。私もこれらの品を大切にいとおしんで使っています。「一生もの」の中に，電気製品はありません。電気製品には，一生ものなんて古臭い言葉は関係ないのでしょうか。昔のことを思いだしながら、お正月の３が日に使った漆器類を，丁寧に紙に包み母の字が書いてある箱の中に収めました。また，来年，楽しく使うことができます様にとの心をこめて。※ごめんなさい。電気製品にもありました。立派な，重たい大理石のスタンドです。実用的なものじゃなくあくまでも装飾品ですが。これはきっと「一生もの」です。ならば，他にもあるのかもしれません。追記・・・今は雪が降っています。しんしんと。

  2005.01.04

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• 一筆に込められた思いを大切に！

  ５年連続減少元日配達の年賀状今年は２日にも配達された年賀状。ニュースによると，５年連続の減少傾向は避けられない様です。携帯で、PCで素早く発信ができる時代。年賀状は，どんどん減っていくのでしょうか？手書きから，ステンシルへ、プリントごっこ、ワープロそしてパソコンへ、我家の年賀状も，色々な変化をたどってきました。忙しくて印刷屋さんにお願いし、自分なりの色塗りをしたときもありました。喪中の葉書を出したこともありました。でも，気をつけていることは出す相手を思い，一言二言でも，自分の言葉を添えることです。今年届けられた年賀状には、みんな一言が添えられていました。忙しい暮れの中で書く年賀状。それでもそこに添えられた言葉で，１年間のお互いの生活を知ったり，成長を知ったりすることができます。色川大吉氏が進めている「自分史」今まで書いた年賀状を積み重ね、その年の自分の出来事を思い出すだけでも自分の足跡がたどれるかもしれません。年賀状に書かれた一言を読み一人一人の顔を思い浮かべ，また一人一人に返信したくなっている自分がいます。今年は，そういう時間も取れそう。会いに行くことができなくても，手紙でならつながれるのでは。人と人のつながりが希薄になっていると言われる今、普段離れている親戚や友人との交流には年賀状もいいもの・・・近くにいる人でも，直接は口に出せない優しさを知らされたりもします。

  2005.01.03

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  夢を見よう！☆画像あり☆

  ♪ゆめを　みようよおおきな　ゆめを・・・・・・・・♪ 明るく気持ちの良い２日の空見上げていると、子ども達の元気な歌声が聞こえてくるような空です。 「どんな初夢を見たの？」家族に質問をしてみました。おかしな夢を見た息子の話に，朝から大笑い。私は、夢を見なくなって何年になるでしょう。お薬で眠ると，夢を見ないのです。目が覚めても起きないでまどろんでいるときには、現実的な思いは浮かんできますが”夢”とは，違います。元旦に，おせちを前にお屠蘇を飲んだ後、イサムチャンが１年の抱負を聞きました。イサムチャン，私，息子と、それぞれが抱負をいいました。その抱負の中で，あえて言いませんでしたが、私自身の中では、お薬に頼らずに生活していけます様に。自分の眠さで眠りにつき，夢を見ることができます様に。と、いう思いがあります。”大きな夢のマーチ”とは，かけ離れた夢ですが。もう一つは、大きな夢でなくてもいい、ささやかなことにも喜びを感じ、明るく朗らかに，家族の太陽でいたいもの家族が帰ってきたときほっとできる家庭でありたいものと思います。原始女性は太陽であった の、ですから。

  2005.01.02

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  新しい年に！☆画像あり☆

  ２００５年明けましておめでとうございます！ 〈この玄関のお飾りは私作）今年は，世界中の皆様にとって良い年になりますように心から願っております！ お屠蘇がいただけるのも平和だからこそ皆様，今年もどうぞよろしくお願いいたします！２００５年元旦　　ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイサムチャンがんばる！年の暮れの我家の蕎麦打ち道産そば粉が高くて驚きました。台風の影響で、生産が少なかったのでしたね。お蕎麦をこねています。 切るのも慣れた手つきです。この後は，おいしく年越し蕎麦をいただきました。イサムチャン１年間ありがとう！

  2005.01.01

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  楽しみながら☆画像あり☆

  朝5時に起き、大晦日も楽しみながら過ごしています。昨日手に入った千両。あちこちに使ったのですが、こんなコーナーも作ってみました。母にもらったこのメノコ〈アイヌの人たちの言葉で、女の人のこと）の彫り物は，お気に入り。どうにか取り入れたかったのですが・・・さて，こんなことをして遊びながらも，おせち料理は順調に進んでいます。筑前煮とうま煮が合わさったような我家独特のお煮しめも煮含めています。息子の好きな焼き豚もさましています。栗きんとんお芋は２本しか使っていないのですが，大量にできています。 鮭の昆布巻きじっくり煮こみました。きちんと計量しないで作ったので甘過ぎかもしれません。イセエビも用意してあります。蟹もあります。数の子は塩ぬきをして味付けをしました。出し蒔き卵も作りました。紅白かまぼこと田作りは，買ってきました。なますだけは、まだできていません。でも，午後にはお重箱に詰めることができるでしょう。急に思いつきで、ケーキを焼いています。おとその道具や，お雑煮用のおわんなどの用意もありますが、体が疲れていないので、余裕です。イサムチャンの手打ちそばが楽しみです。今年は，生まれて始めて主婦専業となり、ゆったりと過ごすことができました。ブログを始めて，学ばされたことも数多く、楽しませてもいただきました。ここにご訪問くださった皆様，コメントをいただいた皆様には，たくさんの励ましをいただいたものです。本当に、ありがとうございます。 皆様，良いお年を！来年も　よろしくお願いいたします。

  2004.12.31

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  まだこれだけ！☆画像あり☆

  黒豆ができました。 まだ、黒豆だけです。朝から，台所にこもっているのに，下ごしらえなどに時間がかかり，出来上がったのは、たっぷりのおだしと昨日からポットで柔らかくしていて、朝からことこと煮ていた黒豆だけ。おいしくつややかにできました。朝ご飯が終わったと思うと，あっという間に｢お昼は，何？」と、イサムチャン。お昼は，イサムチャンの好きなカレー南蛮を作りました。おいしかったです。でも，それにも時間がかかり，茶碗洗いを終えるとこんな時間。明日もあることだし，おせちは、ゆっくり楽しんで作ります。焦らない！焦らない！

  2004.12.30

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  新春を彩る☆画像あり☆

  こんな慌しい時期ですから、ゆったりと落ちついて新春を飾るお花をあしらえました。Arrangement of The New Year新春のアレンジメント幼い頃は，お正月さんがくることをとても嬉しく待っていました。家族中が，忙しく大掃除しているとき、わくわくしながら障子の紙をはがしたものでした。神棚に上げるお神酒につける和紙を折るのもいつの頃からか私の仕事でした。水引の一種だと思いますが正しい名前は、何と言うのでしょうか。市販の祝儀袋の右上の絵のようなものです。今はもう我家には障子の紙はありません。障子のような格子の曇りガラスになっています。神棚もありません。お屠蘇につけるお飾りは市販のものを買ってきます。昨年は，とても疲れていましたので暮れからお正月にかけて、スキー場のあるホテルで家族で過ごしました。元旦になるやいなや，たくさんの花火が打ち上げられ寒く凍てついた冬山の夜空を美しく彩ってくれて、新しい年のはじまりを祝ってくれたものです。大掃除といっても，昨年までのお仕事を持っていたときとは比べ物にならないほど楽です。それでも、どことなく気ぜわしくなるのは何故でしょう？今年は，一昨年までのレシピでおせち料理も作ります。ただ食べさせてもらっていた頃、母を手伝うようになった頃、亡き母に代わって作るようになった頃、父も亡くなって，我家だけのおせちになった今、少しずつアレンジされ，子どもごのみの方向に変化してきていますが、基本は変わりません。29日は買出しで30日から作り始めます。年越しのおそばは，イサムチャンが打ちます。一つ一つの作業を楽しみながら，ゆっくりとお正月さんをお迎えしたいものです。

  2004.12.29

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  愛しき"スズメ記念日"☆画像あり☆

  コツコツと努力を積み上げることの大切さを、実感しました。餌台のスズメ2羽見えますか？今まで何度もチャレンジしてきたのに，一度も撮影できなかった我家の（？）愛しきスズメ達。今回は，私が窓越しに眺めただけで他のたくさんのスズメ達はさっと逃げたのに、どういうわけか2羽だけ残っていたのです。チャンス！窓越しですがシャッターを押しても逃げませんでした。たくさんいすぎて，餌にありつけなくて、みんながいなくなるのを待っていた気の弱いスズメ達なのかもしれません。ゆっくりたくさん食べてね。新しいお米をもって行った時には，もう1羽もいませんでした。 スズメ撮り　今日は我家の「スズメ記念日」 おそまつさて，おじいちゃんのところに行く予定でしたが、今日は病院の予約の日だったことをすっかり忘れていました。年末はもう診てもらえません。薬がないと困る私は，行けないのです。イサムチャンだけに行ってもらいました。本当におじいちゃんごめんなさい。

  2004.12.28

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  おじいちゃんごめんね！☆画像あり☆

  朝から猛吹雪！ 学習公園もすっぽり雪に包まれて、 それでも，池は涌き水なので凍っていません。 おじいちゃんごめんなさい！今日は，イサムチャンのお父さんのいる滝川のお兄さんの家に行く予定でした。昨夜から筑前煮を作り、今朝は散らし寿司を作り，喜んでもらおうと思っていたのですが、すごい吹雪きで，高速も止まっているとのことで延期することにしました。おじいちゃんは，いつも誰かがくるのを楽しみに待っていてくれる人なのです。ですから今朝もきっと楽しみにしていてくれたことでしょう。ごめんなさいおじいちゃん。今は，晴れてきています。明日お天気だったら行きます。待っていてくれる人がいることって嬉しい，ありがたいことです。

  2004.12.27

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• プリンターの問題？

  「宛名が印刷できないの！」｢そろそろ，買い換え時かな？」｢イサムチャンので印刷してみたらどう？」年賀状の取り組みは早かったのに，宛名の段階で何度も失敗します。パソコンが悪いのかと，３台のパソコンすべて試してみても、少しはできるのですが、｢不正な使用をしたため・・・」と出て，ストップします。イサムチャンのプリンターもためさせてもらいました。これも，途中でストップ。思いきって新しいのを買うことにしました。そして，設定しようとすると、｢僕がやってあげるよ。」イサムチャンの優しい思いやりに感謝し、ついでに，宛名も印刷してもらっていました。快調　快調！ところが続きを私がやっている最中に、またまた紙送りができなくなってしまいました。イサムチャンは，もういい気分になっていましたので、｢明日の朝、直してあげるから。」と、いってくれるのですが，どうしても自分で直したい私。でも，ついに直りませんでした。朝，快調なプリンターの音が聞こえます。｢直して，最後まで印刷しておいたから。」ありがとう！イサムチャン、持つべきものは，優しい夫です。今までは，イサムチャンができないとき，私が直してあげたのに！反対になってしまいました。年賀状は、１１月からのものすごく長い取り組みでした。ようやく今日は，出せます。遅れるかもしれません。ごめんなさい。

  2004.12.26

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  我家にもプレゼント！

  新鮮な牡蠣と筋子思いがけないプレゼント！カチカチに凍った氷と保冷材に守られてイブの昨日，甥子から届けられました。たくさんの生牡蠣と筋子。まだうら若き青年なのに偉い！冬のボーナスたくさんでたのかしら？まずは，生牡蠣。殻をこじ開け、レモンをかけ、シュルリと。なんと美味なこと！イサムチャンはもっぱら食べる人。私は，開けては食べ，開けては手渡し・・ワインも飲みのみなかなかチリ産の何とか言うイサムチャン自慢のワインに合うのです。息子は，お子ちゃまなので生牡蠣は食べられません。もっぱらターキーにいどんでいました。思いがけないプレゼントに、イブの夜は，更に楽しいものでした。手作りのケーキも，毎度のことながら「うん、おいしいね。生クリームほど良い甘さだね。いちごが最高だよ。」なんて変な誉められ方でした。今朝は，息子を送り出すまでは順調でしたが・・・つかれちゃっていました。楽しいイブでした。今晩は，牡蠣フライです。これなら息子も，食べられます。ただし，タルタルソースをたっぷりつけて。

  2004.12.25

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  イブの夜は！☆画像あり☆

  ただいま準備中！これは、後輩から贈られた可愛いサンタさんのエプロンと帽子。１００円ショップで見つけてくれたそうです。つけているのは違うエプロンですが、今夜のイブに向けて、いそいそと準備中！今、ケーキの土台が焼けました。飾りつけは、生クリームなので午後からです。今年のクリスマスの準備は、ゆったりと進めることができました。 このキャンドルの一つは、４週間前に作ったのですから。リースやツリーを飾り、クリスマスカードを送り、シュトーレンを食べ、妹にプレゼントされたサンタさんを飾り、ワインもターキーも準備しました。クリスマスソングも用意しました。いよいよ今日がイブなのです。この靴には、ついに息子のお手紙は入れられませんでした。「お手紙入っていないわよ。」「サンタさんは、心の広い人なんだから、僕の受験が終わった頃、希望のプレゼントが届くと思うよ。」「合格したらってこと？」「心が広いっていったでしょ。合格してもしなくても、終わったときには、きっと届くものなの。」そんな心の広いサンタさん、いるかしら？｢合格しなかったら，来年まとめてくるんじゃない？」｢サンタさんは，優しいんだよ。傷付いたときにこそ来てくれるものでしょ。」イサムチャンサンタは，どんな結論を出すのでしょうか。今日のイブ，楽しまなくっちゃ！

  2004.12.24

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  ハウルの動く城とプレゼント☆画像あり☆

  生きる楽しさ、愛する歓び「ハウルの動く城」へジャンプついに観て来ました！宮崎　駿監督の作品は、今まではできるだけ試写会券を手に入れて１日も早く・・・と観てきたのですが、この作品は、まだ観ていなかったのです。妹との忘年会ということで、レディースデーの昨日たった１０００円で見やすい席を選び、ゆったりと楽しんできました。予想通りの感動でした。ストーリーは、書きませんが、宮崎ワールドが中世のヨーロッパに出現です。倍賞千恵子の声に驚き〈１８才の声が出る！）木村拓也も素直で聞きやすかったです。三輪朋宏・加藤治子・原田大二郎期待通りの声でした。かかしのカブの声がなんと大泉　洋最後に知り、大泉　洋も、北海道だけではなく全国区になったのですね、おめでとう　大泉　洋様。気になる人は、ジャンプしてみてくださいね。妹からのプレゼントのサンタさん これは妹の手作りなのです。実は、妹の家で見たときから欲しかったものなので、とても嬉しいです。妹との忘年会はその後もランチへと続きました。ホットサンドを食べ、モカのおいしいコーヒーを２杯も飲み延々とおしゃべりし、気がつくと４時を過ぎていました。１０：００～４：００ちょっと長い忘年会でしたが、話はつきないのです。家に帰って、サンタさんのコーナーを作って飾ってみました。イサムチャンも忘年会でした。PM６：００～AM３：００私より長かったです。

  2004.12.23

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• 「運命交響曲」は、今日誕生！

  日本だけだったのですか！「運命交響曲」という言葉は、日本以外では使われていないのだというのです。１８０８年１２月２２日ベートーヴェン交響曲第５番第６番がウィーンで初演された日「ダダダダーン」そうだったのですか。でも、「運命」と名づけた人は誰なのでしょう？あの交響曲第５番ハ短調は「運命」という名にぴったりに思えるのですが。本当でしょうか？何故こんなことがわかったかというと、昨日は冬至で、冬至のことを書こうと思って、調べてみたのです。ついでに今日「１２月２２日｣は、何の日かしら？他にも色々出ていましたが、第５番が今日初演されたことが１番印象に残ったのです。それで、第５番を調べてみると、｢運命交響曲」の名は日本以外では使われていない・・・と書かれていたのです。音楽をなさっている人はもちろん、他の皆さんもご存知なのかもしれません。ま、日本が素敵な命名をしたと新しくわかったので幸せ！さて、冬至２４節気の１つ”ゆず湯に入り、小豆やかぼちゃを食べると風邪をひかない。”その通りしました。小豆とかぼちゃのお汁粉を作り、ゆず湯に入りました。昔は、冬にビタミンやカロチンが不足したためかぼちゃは貴重な栄養源だったのでしょう。小豆も貴重だったのでしょう。ゆず湯は？これは、冬至＝湯治・・・つまり掛詞ですね。身体を温めるためには、ゆずも入れたほうが良かったのでしょうか。今まで、何気なく当たり前のようにしてきた様々な行事には、それぞれ先祖の知恵が含まれているものなのですね。みんなが当たり前のようにしている忘年会さてこれには、いかなる知恵が？？？

  2004.12.22

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  追伸・・・二人の手紙物語

  間違えて届けられた本 「追　　　　　伸」二人の手紙物語森　雅之・著「注文していた本が届きました。」図書館からのお電話。いそいそと受け取りに行くと５冊も届いていました。「あら、嬉しい」大喜びで帰ってみると、これはイサムチャンではない、私でもない、という本が混入していました。でも、明日返すなら読んでみよう。ちゃっかりと読んでみると、あわーい、せつなーい、ラブストーリーしかも、”漫画”でした。私の知っている「森　雅之」は、俳優さん。こちらは、北海道出身の漫画家でした。「まだ携帯電話が　なかった頃二人の間を行きかう　何通もの手紙。ありふれているけれど、なぜか懐かしく、せつない。心にしみる　ラブストーリー」帯の言葉です。その通りの本でした。予想していなかった嬉しい間違い！青春のひとときを懐かしく思い出せる本です。私もイサムチャンと交換日記をしていました。捜して読んでみようかな？でも、ちょっと照れちゃいますね。今日は冬至、おいしいかぼちゃのお料理を考えて、優しく待っていようという気分になってしまう本でした。

  2004.12.21

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  雪の公園☆画像あり☆

  外はビュービュー大吹雪朝からこんなお天気で、玄関のリースがリンリン・カタカタ激しく鳴っています。昨日はとっても良いお天気 広がる青空が目に眩しいほど。公園には、子どもたちがそりで滑った跡も残っていました。 でも、このベンチは、誰も座った跡がありません。冬の間は、雪達の指定席なのかもしれません。 冬至に向けて日暮れは早く、散歩の終わるころには、お日様も随分と下に来ていました。今日は１日荒れ模様！年賀状書きには、もってこいの１日です。前向きに！前向きに！

  2004.12.20

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  最後の灯火と映画☆画像あり☆

  Advent 最後の４本目に灯火４週間が過ぎるのが、あまりにも早く感じてしまいます。昨日のラジオで、「クリスマスの４週間前から窓辺にろうそくを灯し、明日が最後の１本になります。日暮れが早いのでとても美しく心温まります。」フィンランドの様子を伝えていました。同じことをしている人は、世界にたくさんいるのでしょう。本当は１本ずつ燃やしきっていくのかもしれないと思いつつ、最後の日になってしまいました。色々な国のお人形 ここには色々な国のお人形が飾られていて眺めるのが大好きです。ここのお人形の国も、ここにはない国も、世界中の子どもたちが、楽しく過ごせますように！そんな思いで火を灯しました。”火”といえば「オーシャン・オブ・ファイア」昨夜観たＤＶＤ実話をもとにした映画だということですが、とても感動しました。１９世紀のアメリカ、ホプキンスと愛馬ヒダルゴは、クロスカントリーで無敗を誇っています。そんな彼らが世界一過酷という砂漠３０００キロのレースに参加するのですが・・・颯爽として素敵なホプキンス役のヴィゴ・モーテンセン砂嵐・自然の猛威・そのたびたびに変わる空の美しさ自然だけではなく人間同士の愛や友情、闘い、宗教問題なども含まれています。最後に大草原を駆ける馬達の中にビダルゴを・・・男のロマン、いいえ”人間のロマン”を感じさせられました。

  2004.12.19

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  どっちのシュトーレン？！☆画像あり☆

  Stollenにも色々これは妹にもらったStollen がっしりと焼けていて、噛み応えのあるおいしいお菓子です。「キリストを包んだ毛布の形」という意味だそうです。ドイツではクリスマスの準備をしながら食後のデザートに薄切りにして食べる習慣があるそう。キリスト教ではないのですが、おいしいものはすべて受けつけます。食後のデザートとして、いただいてきました。妹の分が残りすくなってきた昨日、ケーキ屋さんに注文していた「ＳＴＯＬＬＥＮ」〈箱にこう書いてありました。）が届きました。 ケーキ屋さんの「ＳＴＯＬＬＥＮ」妹のものと比べると柔らかく噛み応えもありません。お菓子・・・なのです。手前の大きい方がケーキ屋さんのものです。妹のものは、いかにも田舎風なのですが、大きさといい、噛み応えといい、味といい一見したところの美しさ以外では、ケーキ屋さんのものに勝っていました。妹のものは手作りのもつ温かみの勝利なのでしょう。スローフード・スローライフ最近よく目にし耳にする言葉ですが、ゆっくりと手間暇かけて生活することは、人を豊かに気持ち良くさせてくれることでもあるようです。

  2004.12.18

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• ポレポレ人魚姫

  Pole Poleでいいの、人魚姫は！（スワヒリ語でポレポレはゆっくりの意味。）１２月の水泳教室が終わりました。順調！順調！何をしても自分でも不思議なほど皆さんについていけるのです。他の人の邪魔にならないどころか、前の人にぶつかるほどのスピードもついてきました。わずか５回目にして！「すごく上達しましたね。」お若い先輩にそう誉められ、天にものぼる気持ち！それはまずいです。天女になってしまいます。目指すは、あくまでも人魚姫なのですもの。さて、その人魚姫、なんでそんなにうまくいったかというと、私の苦手なクロール２５メートルが少なかったからなのです。後半は、得意な背泳ばかりだったので足の蹴りも力強く、手の動かし方も「１・２、１，２、・・・」スイスイと気持ちよく進めることができました。悪天候のせいか出席者の人数も少なく、ワキアイアイとした雰囲気もよかったのか、初めに「先生の水着、素敵！」と思わず誉めたのがよかったのか、〈これは、ごまを擦ったのではなく本音です。）楽しい水泳教室でした。今年はこれにて終了。「Pole Pole」親と子のセレンゲティ・ライフ岩合　日出子・著来年もこの本のタンザニアの人々の様にポレポレとつぶやきながら人魚姫に近づきたいと思います。忙しい年末もポレポレで！

  2004.12.17

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• 見える学力は、氷山の一角

  学力低下は、何故？世界の中学２年生と小学４年生を対象にした国際教育到達度評価学会（IEA)が昨年実施した学力テストの結果が公表されました。今回のテストは、基礎学力をはかるものということですが、中学２年生においては理科も数学も平均得点が下がり、小学生では、理科が下がりました。更に心配なことは２教科の学習が 「楽しい」と答えた子どもは、前回に引き続き世界最低レベルだったということです。これは、知識の実生活への応用力をみる経済協力開発機構（OECD)の調査でも学力低下が明らかになった結果に、更に追い討ちをかけるものでもあります。すべて、学校の、先生たちの、質の低下に問題があるのでしょうか。「見える学力　見えない学力」坂本　光男・著この本の中で、坂本氏は、「見える学力は氷山の一角であり、それを下で支える見えない学力をどれだけ大きな豊かな物にしていくかということこそが大切である」のように書いていました。その見えない学力を大きく育てていくものとは何でしょう。それは、実際にたくさんの経験をすること。テレビやゲームの仮想体験ではなく。色々なものに出会いふれあい肌で感じていくこと。「可愛い子には、旅をさせよ。」と言われますが、その”旅”〈色々な意味で）こそが必要なのだと思います。見える学力を豊かなものにしたいならば、それを支える見えない学力を、学校だけではなく、家庭・地域・社会が意識して育んでいかなければならないものだと思います。ところが今、家庭はどう？１４日のある新聞の夕刊の社会面では、ドン・キホーテの火災が中心になっていましたが、児童幼児虐待に関する記事が、３件も掲載されていました。家庭の教育力の脆弱化が進んできていることは、色々な場面で多くの人が危惧されていることです。地域は？「隣は何をする人ぞ」皆様の周りを見てください。では、社会は・・・弱者に優しい社会と、胸を張っていえる？今朝、家事をしながらラジオで聞いたので正確ではないかもしれませんが高校生の文章読解力を調べたところ１位だったフィンランドは、小規模な学校が多く、小人数のクラスで学んでいるということです。また、特別なことは何もしていないというのです。確かに学校のあり方にも目を向けなければなりません。ゆとりゆとりと言いながらも過密な時間割に追われ、基礎的な学習を定着させる余裕がないという実態もあるのですから。子どもたちが「楽しい」と思えるのは、どんなときなのでしょう。子どもは大人を写す鏡と言われますが、氷山の一角だけを見つめ嘆くのではなく、見えない裾野を大きく豊かにしていくためにしなければいけないことを、知恵を寄せ合って、できることから実践していきたいものです。※ご意見ありがとうございました。健全な考えの方、前向きな考えの方がほとんどであるということは同じように思っています。

  2004.12.16

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  サンタクロースがよっぱらった☆画像あり☆

  サンタクロースだってよっぱらっちゃうこともあるのです。 この時期になると、サンタクロースの絵本を読み聞かせしたものです。ほとんどは、清らかなサンタさんなのですがこの絵本のサンタさんは違いました。今晩はクリスマスだと言うのに、ふてくされて酔っ払い、トナカイも酔っ払っているのです。我家のサンタさんも、イブで飲みすぎて深深と眠ってしまうのでプレゼントは私がなりかわって、こっそり置いていますから同じかしら。長崎源之助・さく長野ヒデ子・え小学校初級向のこの絵本は、人間らしいサンタクロースなのです。もう１冊、「サンタクロースってほんとにいるの」てるおか　いつこ・さくこの絵本も、人気がありました。見つからなくて写せませんでしたが。また、映画では、「３４丁目の奇跡」子どもではなく、ちょっとわかるようになってから、大人が観るとジンと胸にしみる良い映画だと思います。我家の息子は、もう十分にその正体を知っているにもかかわらず、毎年、ツリーにぶら下げてあるこの小さな靴に願い事を書いた紙と、お礼の手紙を入れています。 今年は、まだ何も入っていません。それどころじゃないのでしょうか。色々な家庭があって、色々な事情があって、サンタクロースもいたりいなかったりするのでしょうが、自分が信じて楽しみにしていたことを思い出すと、子どもの持つ夢は、こわしたくないものと思います。だれしもいつかは、本当の事を知り、感謝の心を持つのですから。

  2004.12.15

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  雪は天から送られた手紙△画像あり△

  音もなく静かに降ってくる雪。空を見上げるとその雪の中にひきこまれそうな気分になります。今日の雪は、激しくもなく多くもなくさらさらと　さらさらと雪は天から送られた手紙中谷宇吉郎へジャンプ 雪氷科学者中谷宇吉郎の言葉ですが、今日のように静かな雪は、どんな手紙を送ってくれているのでしょうか。「今年１年を振り返ってごらん。」「楽しいことはありましたか？」「自分で満足できる１年でしたか？」散歩をしているときには、詩人になります。哲学者にもなります。お日様にきらきら輝きながら、今も雪は降っています。ロードヒーティングに落ちた雪はすぐにとけていきます。 この雪は、イサムチャンの車の屋根に積もっていた雪。散歩に出かけるときに撮ったのですが、今はもう残っていません。昨日も雪は降っていましたが、一瞬の晴れ間がありました。雪がやみ青空が広がったのは、本当に一瞬間でした。カメラをケースに収める頃には、もう、雪が吹き荒れていましたから。天から送られてくるお手紙も、ゆっくりとたまに、でしたら読む気にもなりますが、どっさりと辺りを埋め尽くすほどは、いらないものです。読みきれませんし、読む気も失せます。中谷宇吉郎様へ

  2004.12.14

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  より美しく！☆画像あり☆

  美しさを保ちたい！いえいえ、より美しく！美しさの基準は、様々あるのでしょうが、どんな状況の中にあっても、少しでも美しくありたい、こう思うのは、人間だけなのでしょうか？イギリスでは、古い民家を改造して自分らしい暮らしをしているという本を読みました。日本でも、わざわざ移転して古い民家の建具を利用して建てた家を紹介した本もありました。今あるものを大切にし、より美しく使っていくことは、生活を豊かなものにしていく基本なのでしょう。より美しくと言えば年末の大掃除。しばらく掃除機無しで過ごしてきた我家。その不便さはいなめません。大掃除をするに当たって、やはり必要と掃除機を購入。 なんと可愛いと思いません？実はこれは、掃除機のおまけについてきたおもちゃの掃除機なのです。これが本物かと、熱心に観察していたおじ様がいらっしゃいました。本当に本物そっくり、”小型掃除機”という感じなのです。少しは吸い取れる様ですが。｢それ、おもちゃだそうですよ。」｢え、使えないのですか？」｢さっき、店員さんがおもちゃと言っていましたから。」「なんだ、そう書いてくれればいいのに。」並べておいてありますので、紛らわしいです。購入したのは、こちら。 色々調べた結果ネットで１番お安い同品を買うのと変わらないお値段で購入することができました。しかもおまけつきで。おまけの分は、いらないので値引いて欲しかったのですが、それはできないとのこと。「このおまけ、どうする？」「もらっておけば。」「でも、必要かしら？」「小さな女の子のいる友達に上げたら。」ところがこのおもちゃの掃除機、息子が「試してみて使えたら、僕の部屋で使おうかな？」などと言っています。本物は２度使いました。利点１、吸塵力が良くごみが溜まっていくようすが目に見えること。２、使用後すぐにごみを捨てられること。３、しいていえば可愛いこと。欠点１、音が高い。　　〈使用をはじめるとイサムチャンは、他のお部屋に避難してしまうほど）２、価格が高い　（おまけなんかいりませんので、もっと安く。）以前使っていた日本製の物とどれだけ吸塵力が違うのかを、比較したわけではありません。コンパクトにしまえるということでは、今までのものと同じですので利点とはいえません。初めに説明を聞いた人は、歯切れが悪かったのですが、「僕、日立のものなのです。」それでは、歯切れが悪いのあたりまえですね。その店の売り場の方の説明によると、今の日本製のサイクロン式のものと比べると、格段に優れているとのことでした。実際は、使ってみてもそんなにいいのかよくわかりません。とにかく、掃除機よりもやる気の方が大切な気がします。

  2004.12.13

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  ついに３本目に点灯☆画像あり☆

  Advent 今日は、３本目に点灯まだまだと思っていたクリスマスも、どんどん近づいてきています。Adventのろうそくも、３本目に点灯。葉もの類はドライになってきてしまいカサカサしています。綿の実は、変わりません。残るろうそくは、ついに後１本となりました。お仕事を辞めて初めて迎えるクリスマス。クリスマスカードも早目に用意したし、年賀状もゆっくりできるはず・・・だったのですが、まだ完成していません。おっと、気ぜわしい師走にはしたくないので、少しピッチを上げなければ！昨日は、イサムチャンとお買い物。札幌の街の中心部は、たくさんの人で賑わっていました。車も渋滞気味。 車の中から街の様子を写す時間もあるほど。でも、暗いのです。修正したときは明るくなったのですが、貼りつけると暗いまま。何故？勉強不足ですね。大通り公園も、街路樹もいたるところがイルミネーション用に飾られていました。夜だとさぞ美しくなることでしょう。でも昼間見ると 車道の両側がこんなふうにごてごてと見えるだけです。クリスマスは、”夜”楽しむものなのだと改めて知らされました。夜、ゆっくり見に来たいものです。最後の１本のろうそくは１９日に灯します。

  2004.12.12

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• クリスマスを楽しむ！

  窓全体が大きなサンタや雪だるまの飾り付け、夜には、イルミネーションが灯るそう。玄関に入ると、大きなクリスマスツリー、周りにはポインセチアがあふれんばかり。そして、サンタさんの帽子をかぶった犬たちのお出迎え！居間のあちらこちらにも手作りの可愛いサンタさんや、ツリーが飾られクリスマスそのものの雰囲気！久し振りに訪れた妹の家。子どもたちが家を離れ、夫婦２人の暮らしなのですが、各種のイベントに参加して楽しみ、ボランティアで活躍し、夫婦仲良く、暮らしを楽しんでいました。ツリーだと思ったのは、甥が幼い頃蒔いた一粒のレモンの種が成長したレモンの木とのこと。リボンや飾りで埋め尽くされていたので気がつかなかったのですが、確かにその”レモンの木”でした。手作りのものがいっぱいで、ボランティアとしても教えているのですが、仕事の様に忙しそうです。学生生活の後、ずっと専業主婦として働いてきた妹には、ライフワークとも言えそうです。ボランティアさんの中では若いので、何かと頼りにされている様です。それも幼い頃から近所のわんぱく達のリーダーだった妹にはぴったりだと思います。ほんのちょっとのつもりが、大きな寿司桶いっぱいのおすしが届けられ、お昼には、妹の旦那様も近くの職場から戻って一緒にお食事。その後も、お紅茶を楽しみ、お喋りを楽しみお土産にクリスマスまで食べるお菓子や、パッチワーク用のアイロン、大豆などもらって夕暮れ前に帰ってきました。たった2人の姉妹です。とっても頼りになる妹です。結婚して就職しても入院を繰り返し、そのたび妹に助けられ、子どもが生まれてからは、子どもが病気などでピンチのときいつも助けてもらいました。家族でお世話になったことも何度もあります。帰り道、車を運転しながら今までお世話になったことを思いだし、姉妹の良さをしみじみと味わっていました。さて、我家も、もう少し派手にクリスマスらしく飾りつけましょう！

  2004.12.11

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• カサゴはちょっと・・・

  先生は、優しかったのです！今回の水泳教室。先生は、優しかったのです。もう、あきらめられたのかもしれませんが。教えられたように泳いでいるつもりでも、いつのまにかぐにゃぐにゃ曲がって、隣の人にぶつかったり、後ろからからくる人の邪魔になったり、「みなさん、ごめんなさいね。」謝りながらのクロール練習。後半は、堂々と泳げました。だって、唯一泳げる背泳の練習なのですから！嬉しい！おや、スピードもついてきたではありませんか。キックも、呼吸もいい調子です。２５メートル泳いでタッチしても、後ろの人は、はるかかなた。やりましたね。｢２５メートル泳ぎきると、すかっとするわね。」１番お上手な人の一言に「そうね。」と、答える余裕すらありました。でもでも、クロールはだめなのです。考えすぎるせいか、どんどん下手になっていっているように思えるのです。｢ねえ、残って練習していかない？」誘われて居残り自主練をしてきました。誘ってくださった彼女は、背泳が苦手とのこと。私とは反対です。お互いに教え合うことができるといいのですが、そこまでは上手じゃありません。上手な人の泳ぐ様子を眺めて、イメージトレーニングをし、練習してみました。前回はカサゴでもと思いましたが、今はカサゴを尊敬しています。動かなくても海の中にいられるのですもの。しかも、求愛のときはすごく速く泳げるのだそうです。でも、カサゴの写真を見て、やっぱりちょっと・・・目指すはやはり、人魚姫息子にも、安易に妥協してはいけない・・・などと言っているのですから。私の場合は期限なし！のんびりゆっくり目指します。

  2004.12.10

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  結婚記念日☆画像あり☆

  １個のスーツケースがありました。今は亡き父と母が新婚旅行に持っていったスーツケースでした。今日は、私の両親の結婚記念日なのです。祝ってあげることができなくなって何年もたつのに、この日を忘れたことはありません。二人の誕生日が、１月１日〈父〉と、１月７日〈母〉のおめでたい日だったせいでしょうか。お誕生日よりも”結婚記念日”を祝ってあげたことの方が記憶に残っています。父が小学６年生で母が小学１年生の吹雪の日に、父がおんぶをしてあげたときから、父は母をお嫁さんにしよう・・・と、思っていたと言っていました。長男で、ボンボンだった父と、末っ子で溺愛されて育った母。周囲の反対を振りきっての結婚だったと教えてもらいました。それでも、そのスーツケースをもって出かけた新婚旅行第１日目から、大喧嘩をしたそうです。初めての子どもとして私が産まれたとき、留守がちで家にいなかった父が大慌てで戻ってきて、「女の子か！」と言い、がっかりしてまた出ていったとも聞いています。母のことを語るとき、大抵の人は｢華やかで美しくて・・・」から始まります。父のことを語るときには、｢楽しくて雄弁で・・・」と始まります。故人のことは、皆、美化されるものです。田舎町でしたが、新しいものを求めていた二人は、色々な世界を教えてくれた様に思います。母が幼い私に初めて見せてくれた洋画は、｢風と共に去りぬ」スカーレットの様に逞しく生きてね、と考えていたのでしょうか。レッド・バトラー役のクラーク・ゲーブルが去った後、スカーレットが言った言葉「明日の朝、考えよう！」〈ちょっと違ったかも）は、いつでも私の中に残っています。ネガティブな自分が、たっぷり眠ったあとでは、ポジティブな心にリセットされているのです。母は、スカーレットに似ていたのでは、と思います。心の中には、父ではない初恋の人が住んでいたのではないのかと。父は、それが苦しかったのではないかしら・・・今となっては確かめ様がありません。クリスマスの日、レコードをかけて二人で踊っていた仲の良い姿を思い浮かべ、結婚してくれてありがとうと、つぶやいています。二人の雪だるま

  2004.12.09

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  今日は、何の日？☆画像あり☆

  The Candle Decoration of Preserved Flower Preserved Flowerは、乾燥させて長くもたせることのできるお花です。色鮮やかで美しいのですが、デリケートなお花なので、丁寧に扱わないとポロポロと、崩れてしまうもろさがあります。赤と緑、そして白に金色、クラシカルなスタンドにコンパクトにあしらっていますが、クリスマスらしくわくわくするようなキャンドルスタンドになりました。〈と、自己満足）さて今日は、何の日？今日は、朝からとても良いお天気。６３年前のこの日も朝から晴天だったそうです。６３年前の今日、日本軍はハワイの真珠湾奇襲攻撃をしました。その２時間ほど前には、マレー半島に上陸作戦を展開していたと言うことです。１２月８日から、太平洋戦争が始まったのです。アメリカ時間では、１２月７日でした。９･１１テロを経験したアメリカの若者達は、１２･７を改めて胸に刻んだそうです。その戦争が終わって、５９年。日本は、戦争のない平和な国です。今は平和だからこそ、新潟中越などの震災にあった人々の様子を詳しく知らされ、思いをはせることができるのです。戦争中にあった三つの大きな震災だけでも、死者不明者４６１２人もいたとのこと。それらは何も知らされず、被害の実態は伏せられていたのです。平和な日本は、今、「Preserved Flower」のようにデリケートで、荒荒しく扱われてしまうと、ポロポロと壊れていきそうです。平和な日々を大切にしたい。そう心に願いながらお花をあしらいました。

  2004.12.08

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• 甘い『ショコラ』は、いかが！

  贅沢で豊かなひととき ずっと気になっていて、観ることのできなかった映画。『ショコラ』「お母さん、そんなに気になっているのだったら遠慮しないで堂々と観なさいよ。」息子のその一言に背中を押され、ついに観ることができました。そんな大げさなことでもありませんが。フランスの小さな村に、北風と共にやってきた母娘。伯爵の権威と因習に凝り固まったその村で、チョコレート店を開きました。そして、母ヴィアンヌと娘アヌークは、次々と村の掟を吹き飛ばしていくのですが、母役のジュリエット・ビノシュが、優しく知的で自信もありそしてとても美しい。胸の大きく開いた服がなんともお似合いです。着てみたい！と、思うほど。因習にとらわれている周囲の人たちにチョコレートと共に優しい手を差し伸べ心を開かせ情熱を目覚めさせていくのです。その河辺に現われたジプシーの一団。そのリーダーが、ジョニー・デップ扮するルー。これがまたまたいい男。彼らを受け入れるヴィアンヌと村人達の間に一波乱があり、ヴィアンヌ母娘は、次の地へ移動しようとするのですが・・・予想以上にいい映画でした。主婦は、てきぱきと家事をこなし夫に仕え・・・などという考えをひっくり返してくれる映画でもありました。伯爵の言うがままになっていた神父が、最後に近い場面で初めて自分の考えで書いたお説教を言うのです。「人は、何をしてはいけないか誰を受け入れてはいけないかではなく、何をも受け入れる寛大な心を持ち・・・」〈このようなことだったと思う）いい言葉でした。心が開放され、自由な空気が満ち溢れていく言葉でした。２０００年の作品なのですが、少しも色あせていません。それどころか、小さな村を一つの国と考えてみることもできる深いメッセージのある映画とも言えるでしょう。『ショコラ』まだの人には、お勧めです！ １本の映画ですが、贅沢で豊かなひとときを味わいました。（ＤＶＤでも、ビデオでも楽しめます。）

  2004.12.07

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  雪道のお散歩☆画像あり☆

  もう、これ以上はいりません！空に向かってそう言いたくなるほど、たくさんの雪が降りました。小鳥達が来たくても、雪に埋もれたこの餌台では近づけないでしょう。松の木もすっぽり雪に包まれ、下を見ると小さなツララができていました。でも、今朝は良いお天気。朝日が当たっているところ見えるでしょうか？気分もそわそわ、家事を早目に終わらせて、お散歩に行ってきました。 公園の入り口には、雪の上に足跡がしっかりついていました。子どもたちが入って遊んでみたのでしょう。 下から見上げると、ナナカマドの赤い実が鮮やか！ お店が建ち並ぶすぐそばなのですが、ここは冬そのものの林でした。デューク更家さんの歩き方を真似て、早足でのお散歩。写したいところが多すぎて止まっている時間が長かったので、運動といえるかしら？今日は、あちらこちらで雪かきをしている人がいらして、「おはようございます。」と、挨拶をしながら歩けたことが嬉しかったです。いつもは、人に逢うことがほとんどないものですから。雪道のお散歩もなかなか楽しいものです。

  2004.12.06

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  『クリムゾン・リバー２』の前に　☆画像あり☆

  Advent ２本目のキャンドルに灯火この方法で、正しいのでしょうか？自信がありません。もしかしたら、１本ずつ最後まで灯し続けるのかも知れません。でも、最後１本じゃ淋しいですし・・・お花も疲れてきたようです。枯れたものを除いてポトスなんていれてしまいましたが、この次は、大部分入れ替えなければならないでしょう。さてクリスマスも近づいていますが、昨夜は家族でビデオを見ました。DVDではなくビデオだったのです。 『クリムゾン・リバー』『クリムゾン・リバー２』の、前の作品、つまり１本目。息子もイサムチャンも”２”を観る前に、どうしても観ておきたかった様です。私はぜんぜん期待していませんでした。でも、好きな男優に入る『ジャン・レノ』が、主演なので観ていいかも。以前「スパイダーマン２」を観て、あらためてスパイダーマンを借りてみた経験上、どうせ２を観るなら、先に１本目を観ておいた方がよいのでしょうね。軽い気持ちでお付き合いしました。ジャン・レノが良かったです。犬恐怖症で、寡黙で真実を見ぬく鋭い目を持ち人を愛し信じる優しさを持ち、凄腕刑事の役がとっても良かったです。感想は、それだけ！２にも主演なのですが、私はあまり興味をそそられませんでした。そう言えば、アメリカ版『ゴジラ』のときにも、ジャン・レノが、ゴジラ以上に印象に残ったものです。ゴジラといえば、今回でラストなのですね。息子はもう誘ってくれません。１人で観に行くほどの気持ちも沸いてこないし・・・イサムチャンは、ゴジラ好きじゃないし・・・さて、これからリースやツリーを出して、クリスマスの飾り付けをします。

  2004.12.05

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  水彩画に魅せられて☆画像あり☆

  淡い色が優しく包み込んでくれる水彩画三明　伸　水彩画展友人に誘われて、水彩画の個展を鑑賞してきました。これは、”札幌市民賞”をお取りになった作品です。残念！フラッシュが写ってしまいました。すごく繊細な筆致で、それでいて明るく楽しい雰囲気が漂ってくるさわやかな絵でした。札幌市民憩いの場所の公園にある豊平館です。思い出しましたが、ずっと以前私もこの建物を描いたことがありました。同じところでも描ける人が描けばこんな風になるのねえ！と、感動。とても美しい絵でした。 フラッシュが入らないとぼやけてしまいましたが、散歩したくなる風景です。 お花も淡く優しくホンワリと足を踏み入れたことがあるような白樺林見慣れた風景が多く、ほっと癒されるのです。どうにでもして これは、２０代の頃の作品で〈今は６０代とのこと〉スケッチブックから取りだし額に入れてみたとのことですが、私はとっても気に入りました。お魚と目が会っちゃって・・・のびのび生き生きした感じがしたのです。今回の個展も、奥様とお二人で案内をなさっていました。お二人ともとても溌剌としていて、人生を楽しんでいる様です。友人の兄弟子？に当たる人のようで、詳しくお話を聞かせていただきました。１日２４時間でも足りない様な充実した生活のご様子でした。隣のお部屋でも、油彩画展をしておりましたので、続いて見せていただきました。とても元気のいいおば様が、楽しく解説してくださいました。ゴッホのようなひまわりや、ピカソの青の時代のような絵が素敵でした。見るだけでもとても楽しいのですもの、こんな風に描けたらさぞ楽しいでしょう！「３０年よ、３０年！」「今からでも遅くはないのよ。」励まされて会場を後にしました。もちろん、その後のお喋りタイムの方がずっと長く充実していました。持つべきものは、よき友と、よき夫〈忘れてはいけませんね）です。

  2004.12.04

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• 人魚姫にも色々と！★画像禁止★

  『沈む　さかな』著者 　武田　ティエン　宝島社（海洋系サスペンス）「－ー魚は泳ぐ、とみなさんは思っている。そうでしょう？しかし・・・・・いわゆる泳いでいない魚も非常に多い。たとえば、ほら。岩に座っているカサゴ・・・」カサゴと人魚姫ではちょっと違うのですが。この部分を読んで、なぜかほっとした私。水の中だって、速く泳ぐことを追求するばかりではなく、水に浸っていることを楽しむことも幸せ！上手に泳ぐことに必死になるよりも楽しんで練習に参加できるといいのね。気持ちよく水泳教室３回目にのぞみました。どうしたの先生？超厳しい練習だったのです。最初から、ハードでハードで、２人は、上がってしまいました。ようやく前半終了というとき、先生はおっしゃったのです。「このクラスは、ここまでができるという前提でのクラスですから。」「後半は、いよいよこのクラスらしいものに挑戦ですよ。」頭のなかにガーンという音が響きました。とぼとぼと、サウナ室に行くと大胆にも１人の人が寝ていました。みんな休憩時間で混み合っているのに！お友達と「こんなに運動しているのにちっとも痩せません。」「しっかりお腹が空いてもりもり食べちゃうからでしょうね。」などとお話していると、むっくり起き上がったその人「私4か月で１０K太ったのよ。それで週4回通っているのに何にも痩せないのよ。」そして、またばたんと寝てしまいました。ムーミンに出てくるミーのような顔をしたおば様でした。そうか！痩せ様なんて無理なのね。妙に説得力のある言葉でした。さて後半開始。「さあプールに入って向こうまで歩いてください。」先生が言っているのに、誰も入りません。前半の厳しさで、初めに泳ぐのは辛いことを知ったからでしょう。しかたないわね。下手な私が初めじゃあ、みんなすくわれるかも。犠牲的精神で水に入りました。すると続いて1番若そうでスリムで素敵で上手な方が入ってきました。私は水中を歩くのでさえ、遅いのです。後ろに彼女が迫ってきました。「ねえ、お願い抜いていって！」「いいんですか？」「もちろんよ。」優しい彼女は、軽やかにすいすいと歩いていきました。いいのよ、それで、私は楽しむのですから！デンマークコペンハーゲン人魚姫王子様だとすると、日本札幌○○姫イサムチャンと、なります。そうですか。それならば、人魚は、カサゴでもいいわけね。でも、ちょっと嫌ですね。何か考えなくては！

  2004.12.03

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  悩み・・・教えて！☆画像あり☆

  掃除には、掃除機！今や常識のことでしょうか？ところが我家の掃除機が壊れてしまったのです。しかも、１週間も前に。壊れた瞬間、パッと閃きました！サイクロン掃除機が、買える！以前、○○ファミリークラブに載っていた外国製のサイクロン掃除機が目の前に浮かんだのです。私はなんでも捨ててしまうので、もうその雑誌はありません。ネットで調べても売っていないので、電話をかけFAXで送ってもらいました。イサムチャンに交渉するには、他の電気屋さんの情報も必要なのでこれもネットで調べました。○○カメラ、▲▲電気、××電気などなど。すると、同じものが売っているのです。ポイント還元などを考えると、こちらの方が安いのです。あちゃ！夜、イサムチャンに相談しました。「いいよ、気に入ったもの買いなさい。」「でも、僕が掃除担当だったときの経験から言うとね、コードレスとかショルダー式のものが欲しいなあ、と、思っていたよ。」おっとっと！イサムチャンは、自分が掃除担当であるということは自覚していたのね。共働きだったとき、家事の分担を決めていました。掃除は、自分がするといっていたイサムチャンです。でも、超多忙で、１週間に１度掃除機をかけてくれたかどうか？？？それで、家の中が綺麗になっていると思っていたわけ？今更、そんなことは言いません。でも、イサムチャンの一言で、グラッと来ました。コードレス・・・考えていなかったけれど、確かに便利かも。慌ててコードレスを調べてみました。機能的には、ちょっと劣っている様なのです。日曜日、実際に見てきました。パンフレットももらってきました。値段から言うと○○ソンの掃除機は、高いのです。日本製でも、サイクロン掃除機は出ていて半分くらいの価格なのです。機能的な違いも大して書いていないのですが、○○ソンが、頭に閃いた瞬間から、そのキュートな姿が目にちらつき気持ちはそちらに引かれるのです。どっちがいいの？暮らしの○○で比較していたかしら？誰か、教えて！！！今は、名前もわからない静電気の埃取り、と、箒とちりとり、そして雑巾がけで十分間に合っています。「今日もしっかり掃除しましたよ。」という充実感もあるほどです。ただ一つ、お布団に掃除機かけができないのが困ります。ダニパンチ！ができないのです。たかが掃除機、されど掃除機！こまっちゃうな～♪ ちっとも悩まず冬眠しているような石

  2004.12.02

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  クリスマスカード作り☆画像あり☆

  師走！初めてのお仕事今日は、１２月１日クリスマスカード作り！ まず、材料の画用紙を用意し部品作りをしました。あとは、貼り合せていくだけです。”ばら色キャンドル”のカードこれは、子ども用なのでちょっと多目に作ります。大人用も作るのですが、それは、秘密！イサムチャンも、このページを見ることあるものですから。息子の部屋には、去年のカードがまだ貼られています。気に入ってくれていたのでしょうか？日に焼けてちょっと色あせたサンタさんのカード昨年の今頃は、超のつくほど多忙だったことを思いだし・・・よく作ったものと、自分で感心してしまいました。さていよいよ師走！まずは、掃除から・・・と書きたかったのですが、気ままな私は、まず好きなことが初めにきてしまいました。

  2004.12.01

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  一面の銀世界！☆画像あり☆

  ふる　ふる　ふる　ふる　雪がふる・・・こんな詩を、みんなで群読した日のことを思い出すほど、雪は、降り続いています。庭は、もうすっぽり雪に覆われ一面の銀世界。昨日の松の木とは一変! 餌台も雪を高く積もらせて 桜の木の枝とつながってしまいました。札幌全域に雪が降った様で、路面電車の雪を払うために、今年初めて”ササラ電車”が出動したと、ラジオのニュースで知りました。ササラ電車へジャンプですから、今朝は大忙し！私の車は車庫に入れているのですが、イサムチャンの車は、ロードヒーティングだけで屋根のないところに置いています。今まで○十年雪かきなど縁のなかった私ですが、働きに行くイサムチャンのために、車の雪降ろしをしてあげました。高い屋根の部分の真中になかなか届かなくて、モヒカン刈りみたいになってしまいました。ガラスも凍っていて、こするのにも力が要るのです。結構時間もかかり、朝からすごく疲れてしまいました。車庫のありがたみが分かりました。でも、これから毎朝雪が降るたびにイサムチャンの車の雪降ろしをしてあげなければならないの？と思うと、どどどーんと更に疲れが襲ってきました。数日前のこんな光景が懐かしいです。

  2004.11.30

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  雪の降る庭☆画像あり☆

  松に降る雪ついにやってきました！朝、カーテンを開けると，そこは雪の世界でした。前回は、ちょっとお試しに・・・という降り方でしたが，今日は一日中マイナス温度の真冬日とか。本格的な冬の到来のようです。ここまで書いていたら、なんとお日様がブラインド越しにまぶしい！このお日様じゃあ、雪を溶かすかもしれません。運転をすること，雪かきをすることを考えると，雪は歓迎しかねるものなのですが、眺めている分には美しいもの。風もなくお日様もまぶしいのに、しんしんと降ってくる雪。庭の餌台にも，雪は降っています。まだスズメも、他の小鳥も、来ていません。どこかで、雪がやむのを待っているのでしょうか？私も，雪がやんだらお散歩に行きましょう。と、思っていましたがいつまでもぱらぱら、しんしんと降り続いています。

  2004.11.29

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  もうクリスマス！☆画像あり☆

  街は、もう、クリスマスモード！ホテルで友人と待ち合わせ、ランチバイキングを楽しむことにしました。”１０分前到着”を原則としている私は、もちろん１番乗り。ロビーで待つことにしましたが、あまりにもクリスマスモードで楽しい雰囲気。ついデジカメで写してしまいました。ロビーの真中に大きなツリー サンタさんも、二人仲良く並んで座っていました。あちらこちらと写していると友人が現れました。「あらら、こんなところで撮影なさっているの？？」「素敵じゃない？」「あっというまに今年もクリスマスと思うと時の流れが速すぎて・・・」現役バリバリで働いている彼女はちょっとお疲れモード！時間にやや遅れて、もう一人が慌しく飛び込んできました。「ごめんなさい！遅れちゃって！」彼女は、私よりも早く退職して家庭に入ったのですが、そのとたん、お父さんお母さんが病に倒れ、ご主人も手術をなさり、介護のために辞めたのかと、思われるほどの大変さだったのです。今は、一段落していつもの明るい笑顔を見せていました。「いいわよ。まだ、ランチにはちょっと早いのですもの。」ロビーで、ひとしきりおしゃべりをし、もういい頃とレストランへ。お料理の多いこと、お味もとても爽やか！でも、食べるよりもついついおしゃべりに夢中で、ウェートレスさんに促されてお料理を取りに行く始末。教育から社会、趣味の世界から元同僚の近況など話は途切れません。あっという間に３時間がたち、一人が用事で帰らなければならず、重い腰をあげました。楽しい３時間でした。その間、イサムチャンは、地下のスパに入ってお食事をして待っていてくれたので、「おそくなっちゃった！」大慌てで、降りていきましたが姿はありません。呼び出してくれました。「あれ？もういいの？」ガウンを着て、ビールを飲んで、すっかりいいご機嫌になっているのです。「じゃあ１５分後ね。」１５分後ロビーに現れたイサムチャンは、サンタさんみたいな顔をして、しあわせそうでした。

  2004.11.28

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  人間ウォッチングも楽し！☆画像あり☆

  ＪＲに久し振りに乗りました。ホームで待っていると、旅支度をした色々な人が目に付きます。いつもの地下鉄とは一味違う風景です。ＪＲで、のんびり旅をするのも楽しいんでしょうね。「ローカル線おいしい旅」「ローカル線温泉旅」著者　嵐山　光三郎 イサムチャンから勧められて読んだ本を、思い浮かべながらそんな時間的余裕が早く欲しいもの,息子が自立してくれないことには・・・などと考えておりますと、貨物列車が通過しました。ドドドン・ドドドン・ドドドン・ドドドン・・・長いこと長いこと・・・様々な色のコンテナを積んでいて、一つ一つ確かめ様としていると目が眩むほどでした。幼い頃、家のそばにも鉄道があって貨物列車は通っていましたが、こんなに長くはなかったと思います。そして、コンテナではなくて、みんな同じ箱型だったと思うのです。客車との違いは、窓がないこと出入り口が違うことではなかったかしら・・・そして、ＪＲに乗ってまたまたスーツケースを持った人の多さに目を見張りました。新千歳空港からのお客様なのでしょう。観光客らしき人、ビジネスマンらしき人、通勤客らしき人、学生らしき人、気がついたのですが子どもが目に付きません。この３人組は、この人が上役でその次がこの人で、こちらの方はその下なのね。序列がはっきり態度に出ているグループもありました。この方たちは姉妹。同じようなベレー帽をかぶって同じような皮のコートを着ていらっしゃるけれど、顔の様子を見るとこちらがおねえ様なのでしょう。この方は、眉間に皺を寄せて暗い顔をしていらっしゃるから、何か辛いご用なのかしら？一人旅らしき人が多く、中年男性でも漫画の本を読んでいる姿もありました。そういえば、漫画が大人の生活に入り込んでいると言うのは本当だったのですね。私も、ブラックジャックとか、あしたのジョーとか、大好きな漫画も多いのだから、人のこといえません。でも、これはお可哀想。イサムチャンくらいの年齢に思われる、素敵なコートに身を包んだ男性が、缶コーヒーと、菓子パンを食べているのです。時間的にそれは昼食の様です。おやおや、身体に悪いですよ。奥様が見たら心配なさるでしょう。地下鉄では、本を読んで終わりなのですが、ＪＲでは、人間ウォッチングを楽しんで終点になってしまいました。さて今日は、１１月２８日，Ａｄｖｅｎｔの第１週目です。さっそく１本目のローソクに火を灯しました。

  2004.11.27

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• 人魚の世界に・・その２

  『・・・かくある自分と、そうありたい自分像を重ねあわせ、お伽の形を借りて変形することでアンデルセンは自己を模索し、寓話的自画像を創作していた。・・・・』長島　要一　文　より抜粋生誕２００年を迎える「童話の王様」アンデルセンのお話は、『一見子どもにも分かりそうな筋の話なのだが、実はほとんど全てが隠された自分史の一側面の記述だった。』『「人魚姫」のお話にも自信の抑圧された感情を儀式化して織りこんでいるのだ』とも、書かれていました。さて、私の人魚の世界への道は、水泳教室２回目を迎えました。今回は、ゴーグルも用意し、心にも余裕を持って臨むことができました。てきぱきと着替え、待ち合わせ場所に行っても人がいません。アレレ、場所間違えたのかしら？見回してもそれらしきグループはどこにもいません。一番早く着いたのです。それにしてもなかなか人が集まりません。先生が来て、挨拶をしているうちに少しずつ増えてきました。結果的には、１７人いた１回目の参加者から４人も欠席が出ていたのです。それぞれ事情はあるのでしょうが。せっかく親しくなった人も来ていませんでした。でも、人類皆兄弟・・・と思っているので心細くはありません。練習が始まりました。間に１０分の休みをとって、たっぷり２時間の練習。呼吸や手の動きはいいのですが〈と、自分では思っています。）キックがうまくできません。「ももキック・・・腿を動かしてね。」先生に言われ、頑張ってみるのですが、ちょっとずつしか進みません。どうも、膝下だけしか動いていない様なのです。レベル１、レベル２と進んできた人、更にレベル３やレベル４をしていた人たちは、腿キックがしっかりできています。まるで初めての私と、唯一の男性の二人は、腿キックがなかなか上手にできません。最後は、得意の背泳ぎだったので、少し気分的には救われました。更に、人魚の世界への厳しさを知らされることとなった２回目。アンデルセンでさえ、かくある自分と、そうありたい自己像を重ね合わせているのですもの、私だって『そうありたい自分＝人魚』を、夢見て練習に励まなくちゃ。「散歩だけじゃ駄目だよ。エアロバイク漕ぎをしなさい。腿を鍛えられるよ。１日３０分でいいから。」またまた息子のアドバイス。騙されたと思ってやってみましょうか。

  2004.11.26

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  『不良中年は色っぽい』という本☆画像あり☆

  著者　嵐山　光三郎 「題名が恥ずかしいから、借りてくるのいやだよ。」「そんなことないよ。面白い本なんだから。」イサムチャンの希望で図書館から借りてきてあげました。注文書を出すときも、受け取るときも、ちょっと恥ずかしい本でした。しかもこれだけではないのです。「不良中年・・・」は、シリーズ化していて何冊かあるのです。これからも、図書館から「届きましたよ」と、電話が入るたびに受け取りに行かなければなりません。ああ、恥ずかしい！「はっはっは。」「ねえ、ここ読んでみてごらん。なかなかいいよ。」「いやだよ。」「まずは、読んでみて意外といいことかいてあるんだよ。」強引な勧めで仕方無しに読んでみると、なるほど題名からは考えられないほど,しっかりと書かれている部分もある本でした。仕事から帰って、夕食後、ワインでも飲みながらくつろいで読むのには楽しい本の部類に入るのでしょう。「不良中年は、色っぽい」なんて題名なのにちっとも色っぽいとは思いません。結構硬派な本だと思うのですが。「不良中年」は、楽しい・・・の中で、不良と非行の違いについて書いてあったりして、なかなか愛嬌のある不良おじさんの本です。色っぽいという点でいえば、今私が次々読んでいる藤沢周平の本に出てくる女性達は、ことごとく色っぽくしかも凛として美しいのです。山本周五郎の本に登場する女性達も、健気で優しくかつ色っぽいと思います。ほとんど色っぽいなどと言う言葉は使われていませんが、二人の小説家を見ても、自立していて色っぽい女性は男性の憧れなのでしょう。それで、不良中年は色っぽい・・・などと題名をつけたのでしょうか。ロマン・ロランの、「魅せられたる魂」に出てくる女性は、私の憧れの人、人生のお手本でもあります。雌牛の様に逞しくそれでいて女性らしさを失っていないのですもの。イサムチャンも、嵐山　光三郎も、色っぽさに憧れている中年で、不良にはなれない部類じゃないかしら？？？昨日の午後、妖しい雲を見ました。イサムチャンも人生も半ばを過ぎ、こんな雲のように妖しいものに惹かれるときなのかも知れません。

  2004.11.25

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  クリスマスの準備☆画像あり☆

  Advent・・・クリスマスの４週前の日曜日〈今年は１１月２８日〉から、クリスマスの前日〈イブ）までが、クリスマスを迎える準備の期間。Ａｄｖｅｎｔアドベントとは、「到来」という意味で、日曜日ごとにキャンドルを１本ずつ灯していきます。４本全てのキャンドルに灯がつくと、クリスマスです。「罪の償い」や「純粋、新しい門出」を意味する紫や白の花を用い、バスケットにアレンジしました。リースやツリーなど家のあちこちに飾るのは、１２月の第１日曜日と決めていた我家ですが、新しい風習が１つ加わることになりました。１週間に１本ずつ火を灯していく、なんてロマンティックなんでしょう。それまでお花が持つように工夫が必要のようですが。息子が大好きだった絵本１ねんで　いちばんうれしい夜 作・絵　岡本　颯子ポプラ社きつね君が、輪切りにした丸太にクリスマスまでのよていひょうを書いたように、私も、年末までの予定表を作って、ゆったりとクリスマスとお正月の準備をしましょう。こうして、四季折々、家の中を和やかにしてくれる行事を、積極的にとり入れて楽しむ余裕は、平和だからこそ・・・と、感謝しながら。

  2004.11.24

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