|
カテゴリ:アート・イベント
たまたま通りすがりでこのサイトに行き当たり、金魚の正面顔に一目惚れ。
夜6時過ぎは入場料半額というのも魅力的だったので、日曜の晩にわざわざこのために日本橋高島屋へ。でもどうせデパートだし、とか思っていたら、先日行った山種美術館よりも広く展示数も多くて予想外でした。 神坂雪佳は工芸デザイナーでもあったため、掛け軸・木版画の他、扇子や団扇、襖絵に加えて陶器・漆器や和服・テキスタイルに絵付けされたものも展示されていました。金魚を含め、多くのものが細身美術館所蔵です。 すごくおおらかで単純化された線で描かれた、ほっこりとした感じの絵なのに、そこに何とも言えない空気というか凄みを感じるものがいくつもありました。 ポスターにも使われているこの金魚は「金魚玉図」の一部。実物は掛け軸で、表装が簾(すだれ)柄です。美術館においてあるようなもので自宅に欲しいと思うことはほとんどありませんし、もちろん売ってくれても手が出ないわけですが、それでも、夏場に自宅の常時目に触れる場所にこれを掛けておけたら幸せだろうな、と想像してしまったほど素敵でした。 他、木版画の「朝顔」や、10個組みの草花を描いた向付(むこうづけ)、襖絵などが印象に残りました。 明日月曜が最終日です。 [メモ] 神坂雪佳(かみさかせっか)展 http://mbs.jp/event/200603sekka/ 細見美術館 http://www.emuseum.or.jp/museum.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アート・イベント] カテゴリの最新記事
|
|