初詣
昨年に続き、今年の初詣も隅田川七福神巡りになりました。堀切駅出発で、昨年の人形(ご分体と言います)と船をお返しし、六つの神社やお寺を回って再び一セット揃え、最後は浅草寺で御籤を引いて夕食、というパターンも昨年と同じ。今回は元日なので、お参りも結構な行列ができているところもあり、日が暮れる前にとちょっとせわしいお参りになりましたが、それでも長命寺の桜餅の店は開いていて一服できたし、最後の浅草も入る飲食店に不自由しないほど開いていました。昨年浅草寺で凶を引き当て、実際特に夏以降から非常に辛い日々が続いているので、今年はやめるつもりでいたのですが、昨年付き合ってもらった友人から今年も行こうと誘われて気が変りました。浅草寺、凶が一番悪いので、少なくとも昨年より悪いものを引き当てる心配はありません。で、結果がこれ。とりあえず凶じゃなくて安心したのですが、病気の項を見てちょっと涙目になりました(ToT)。不思議なことにここ数年、お御籤は引くたびに病気の欄がこういう内容で参ります。それ以外は、末吉とは思えないくらい悪くない内容なんですが。いつか空の果てまで飛ぶほどの大きな鳥になる大魚だが、まだ時期が来ていないので、今は静かに深く青い水の中に留まり、努力を重ねて時が廻ってくるのを待つように、ということだそうです。昨年のお御籤は境内に結んだので、持ち帰ってじっくり読んだのは今年が初めてです。裏には英語までついているのですが、この英文がかなり不思議なシロモノで面白かったのでご紹介。"a large"の後にたぶん"fish"が抜け落ちているのは原文ままだし、"thee"は「汝」ですがなんか変。"mealy"って「粉状の」という意味なのでやっぱり何かのタイプミスかな。A chance doesn't come yet, so a large can't change into a giant bird. Everything is not ready to move on, stand still on thee shoreline, waiting for a good chance in future. A chance is coming to the fish to be a giant bird, the giant fish is mealy to fly to the sky, pushing up the waves.Every one can earn the big fame when he meet a chance.-------------ネイティブでも帰国子女でもないので下手な英訳ですが、上のよりはましな気がするので書き換えてみます。The time has not come yet for a large fish to fly.Stay still under deep water and wait for a chance.When the time comes, the fish will make a big wave and transform to a giant bird to fly beyond the sky. Everyone earns big fame by making a move at the right time.-------------このお御籤、「孔明神数」という漢詩が出典でした。とりあえずこれ、クビになるまでは短気を起こして今仕事辞めたりするなということでしょうか。まいったな。(^^;)