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カテゴリ:読書
これまで、「ダ・ヴィンチ・コード」の作者、Dan Brownの本を読んできましたが、これで現在出版されているものは全て読了しました。
"THE DA VINCI CODE"と"ANGELS & DEMONS"の主人公は同じですが、"DECEPTION POINT"やこの"DIGITAL FORTRESS"は、設定も主人公も違います。 "DIGITAL FORTRESS"の主人公は米国のNational Security Agencyで暗号解読の専門家Susan Fletcherと婚約者でジョージタウン大の言語学の教授David Becker。 非常に凝ったストーリーと、おかしな日本語で、二重に楽しめるお勧め本です。 原爆が原因で体に障害を持つ天才プログラマーEnsei Tankadoと、こんな社長いないぞと突っ込みを入れたくなる日本のIT企業社長Tokugen Numatakaという、二人の日本人が登場します。 まず彼らの名前にそこはかとない違和感を覚え、その後、Numataka社長のあだ名が「akuta same」と言われて、そんな名前の鮫いたっけと首をかしげ、吸う煙草の銘柄名が「Umami(旨み?)」とあってのけぞりました。「冥利」や「七五三」とか、外国人にはいかにも日本語独特でそれっぽい雰囲気の出そうな単語を、日本語ネイティブには奇妙な形で使っており、かろうじて間違っていないといえるのは「面目」くらい。 まだ知っている限り日本語版は出ていませんが、出たらその部分だけどう訳をつけるのか書店に確認に行きたい気がする奇妙さですので、ぜひ原書でどうぞ。それを除いても、ストーリーもかなり秀逸です。 Digital Fortress Dan Brown/ペーパーバック|CORGI BOOKS ISBN/JAN:9780552151696 本体価格:1,440円(税込:1,512円) [これまで読んだ本の日記エントリ] (1) THE DA VINCI CODE (2) ANGELS & DEMONS (3) DECEPTION POINT お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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