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カテゴリ:読書
長時間座りっぱなしがとても体に堪える病気を長く患い(痔ではないですよ)、病気休業明け以降は、自己流ですがとにかく効率よく仕事をこなす努力を続けてきました。
家に帰っても居る場所がないらしく休日に急な仕事もないのに職場に来る上司がたまにいますが、そういう人はさておき、人はこの課題にどのように取り組んでいるのだろうか、という興味で最近発注した本のうちの一冊です。 だいたい概要は以下のような感じで、目新しいことは少ないですが、目玉だと思えるのは、自分が一番仕事が乗る時間帯(プライムタイム)をみつけて、そこに最も集中が必要な重たい仕事をぶつけ、逆に隙間時間でできることはプライムタイムを使わず、電話待ちなどの隙間時間で処理するという自分なりのタイムマネジメントスタイルを確立する、というところでしょうか。 第一章 ラクに仕事を進めるための時間活用法 段取り方が重要だよ、ということ。自分のバイオリズムでいちばん仕事が乗る時間帯とそうでない時間帯、また集中が必要な仕事とそうでないものとを把握し、うまくタイムスケジューリングすることで効率よく仕事が終わるよ、というお話です。 第ニ章 定時に必ず帰るためのテクニック 最近は上司の目が気になって、仕事が終わってからも帰りにくい、なんて話はあまりまわりで聞かなくなったのですが、皆様いかがでしょう。とりあえず上司が帰宅させてくれない、みたいな鬼畜な職場はさておき、通常は本人の気持ちが大切、というお話です。週に一日でいいので、この日だけは残業しないと固く心に決め、人にも公言しておくとなお帰りやすくなるし、帰るためにより効率よく仕事をこなすようになります。 また、重要度が低いけれど、すぐやってよと上役から頼まれたような誰でもいい仕事は、手の抜き加減が大事で、そういうものは全力投球しなくても、そこそこの出来であればまず文句は言われないし、それによって自分にとって重要な仕事に時間を割くことができる。 第三章 本当に困ったときの問題解決法 大きな仕事は、小さな仕事に分割する。こだわりどころとこだわらないところと、メリハリが大事。問題解決時は徹底的に取り組んだほうが結果的に解決は早い。失敗しても、悩んでも仕方ないときは切り替えが大事。 第四章 賢い人が実践している段取り術 上司や部下のスケジュールは把握する。上司が部下に合わせるわけないので、多少嫌な上司でも性格や思考パターンまで把握してこちらが合わせることにより、結果的に自分の仕事をスムーズに進めることができる。 チームワークで書類やデータの共有は無駄の排除に特に大切。 読書は時間の投資。メールはすぐ返信しない。 第五章 仕事がスムーズに進む話し方 コミュニケーション力は信用や信頼に貢献する。スピード感も大切。上司を正論で論破できても、感情面でこじれれば逆効果。自分が感情の制御を失ったと思ったら、まず時間をおく。 クレーム対応は、余計な口をはさまずまず相手の言い分を聞き、怒りのテンションが下がるのを待つ。 第六章 時間に余裕を生み出す「見切り術」 仕事が速い人が仕事ができるというわけではない。明日やればいいことは今日考えない。 仕事に完璧を求めない。一人で抱え込まない。人を頼りにする。
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最終更新日
2011.07.21 22:41:50
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